【日本人の性欲は異常】世界中で報じられた日本の“昏睡レイプタクシー”(被害は少なくとも50人以上) 運転手が裁判でした驚きの主張最終更新 2025/12/02 18:011.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjAhttps://news.yahoo.co.jp/articles/189e6f02db7b3306bee3dce6e12a6a17299d8c3a2025/12/02 16:20:5822コメント欄へ移動すべて|最新の50件2.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjAhttps://pbs.twimg.com/media/GbGe469asAAqkNy.jpg「わかりません」「覚えていません」乗客の女性に睡眠薬を飲ませ、昏睡状態にさせて性行為に及んでいた元タクシー運転手は、公判でこう述べ、犯行を否認した。田中敏志(さとし)被告(54)は事件当時23歳だった女性・Aさん宅への住居侵入と、A~Cさん3人の女性への不同意性交等・性的姿態等撮影で起訴されている。10月28日、東京地裁で初公判が開かれた。2025/12/02 16:21:513.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA「’25年5月21日、警視庁捜査1課は、東京都江戸川区の元タクシー運転手、田中被告を不同意性交等などの疑いで再逮捕しました。昨年7月、酒に酔ったAさんに睡眠薬を飲ませて性的暴行を加えた容疑です。田中被告は、女性の体調を気づかうふりをして睡眠薬の錠剤と水を渡し、昏睡状態にさせていたとみられています。田中被告は『覚えてない』と容疑を否認しています。田中被告の最初の逮捕は昨年10月30日、やはり飲酒していたBさん(当時18歳)への昏睡強盗の容疑でした。8月にタクシーの車内でBさんに睡眠薬を飲ませて現金4万円などを奪い、駐車場に放置した疑いです。Bさんは気が付くと病院にいたということです」(全国紙社会部記者)2025/12/02 16:22:204.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjAこの最初の逮捕の後、田中被告は処分保留で釈放されている。捜査を継続していた警視庁は昨年12月28日に自宅を捜索。そこで出てきたものは性的暴行の動かぬ証拠の数々だった。「複数の女性にわいせつな行為をする動画や画像が約3000点保存されたUSBが押収されたのです。そこには複数の被害者と思われる女性の身分証の画像が含まれており、警視庁はその身分証の画像から被害者を特定。まずはAさんへの犯行で、田中被告の再逮捕に踏み切ったのです。Aさんは警視庁から連絡があるまで、被害に気づいていなかったということです。画像は古いもので’08年に撮影されたものもあり、それ以降、約50人が被害に遭ったとみられます。警視庁はAさんに続き、Bさん、Cさん(事件当時27歳)と各被害者を特定して、再逮捕を繰り返しています。また、田中被告は昨年12月には他県警にもわいせつ事件に関わったとして逮捕され、不同意わいせつの罪で起訴されていました」(同前)2025/12/02 16:22:335.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA初公判では、A~Cさんの事件3件の起訴状の審理が行われた。検察官が読み上げた起訴状や冒頭陳述などからは、田中被告のおぞましい犯行の詳細が明らかにされた。2025/12/02 16:23:006.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA「友人と飲酒していたAさんは’25年7月下旬の朝7時ごろ、被告人が運転するタクシーに乗車しました。被告人はAさんを東京都内の自宅まで送り届けた後、その自宅に侵入し、睡眠薬などを飲ませて昏睡させたAさんと性交しました。そしてその様子を動画や写真で撮影するなどしました。また犯行の際に、Aさんの運転免許証などを撮影しています」(Aさんへの犯行)2025/12/02 16:23:117.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA「友人と飲酒していたBさんは泥酔し、’24年8月下旬の朝6時ごろ、渋谷区内の路上に座り込み眠っていました。被告人はタクシーを運転し、座り込んだBさんの近くを何度か通過した後、声をかけましたが、そのときはBさんを乗車させることなく走り去っています。朝8時ごろ、再度タクシーを運転して座り込んでいるBさんの近くに現れ、Bさんを乗車させると、車内で睡眠薬などを飲ませるなどしました。その後、中野区内のパーキングにタクシーを停車させると、車内で昏睡したBさんと性交しました。さらに、その様子を動画や写真に撮影するなどしています。Bさんの身分証などを撮影した上で、Bさんを渋谷区内の駐車場に放置したのです」(Bさんへの犯行)2025/12/02 16:23:228.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA「友人と飲酒していた当時27歳の女性Cさんは泥酔し、’24年9月中旬の遅くとも朝3時ごろまでに被告人が運転するタクシーに乗車しました。被告人は車内で睡眠薬を飲ませ、朝4時ごろに世田谷区内の路上に停車させたタクシーの車内でCさんと性交しました。そしてその様子を動画や写真に撮影するなどしています。また犯行の際にCさんの運転免許証などの写真を撮影しました」(Cさんへの犯行)2025/12/02 16:23:379.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA検察官が起訴状を読み上げた後、諸徳寺聡子裁判長が「間違いないですか?」と質問すると、田中被告は冒頭のように「わからない」と否認したのだった。さらに、弁護人がこう続けた。「公訴事実記載の行為については争いません。しかしながら、被告人は事件当時、心神喪失の状態にあり、刑法第39条1項(「心神喪失者の行為は、罰しない」という規定)により、無罪であると主張します」2025/12/02 16:23:5210.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA安全なはずのタクシーを、危険な密室にしてしまった田中被告。弁護側は被告が善悪の判断能力・制御能力が全くない「心神喪失の状態」だったと主張した。今後の公判ではこの主張が認められるかどうかが注目される。しかし、果たして「心神喪失」した状態で、被害者に薬を飲ませ、昏睡させて性的暴行を加えた上に、身分証まで撮影するという行動を繰り返すことができるものなのだろうか。今後、さらに被害者が増えて追起訴が続く予定で、事件の全容解明には、まだまだ時間がかかりそうだ。2025/12/02 16:24:0611.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA【昏睡暴行タクシー運転手】被害者は5人に…「心神喪失」を主張した被告の“用意周到すぎる”行動https://news.yahoo.co.jp/articles/ed36f6975e4962a340c711726a551a6e0dd654112025/12/02 16:24:2712.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjAhttps://pbs.twimg.com/media/GbGe469asAAqkNy.jpg54歳の元タクシー運転手は黙ったまま諸徳寺聡子裁判長をじっと見つめていた。検察官が起訴状を読み上げた後、諸徳寺裁判長が「間違ったところはありましたか」と確認したときのことだ。裁判長がさらに「いま、考えているのか、あるいは答えないということか」と問うと、ゆっくりと右手にいる弁護士のほうを向き、再び正面を見て、ボソッとひと言、「……考えてる」とつぶやいたのだった──。自身が運転するタクシーに乗車した泥酔状態の女性客に睡眠薬を飲ませて抵抗できない状態にし、性的行為に及んだり、その状況を動画撮影するなどの犯行を繰り返していた元タクシー運転手の田中敏志(さとし)被告(54)。11月25日、不同意性交等に不同意わいせつ、性的姿態等撮影、住居侵入の4つの罪に問われている田中被告の第2回公判が、東京地裁で開かれた。2025/12/02 16:25:1013.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA犯行が明らかになったきっかけは、’24年10月30日に田中被告が昏睡強盗で逮捕されたことだった。「この件では田中被告は一度処分保留で釈放されましたが、捜査を継続していた警視庁は12月28日に自宅を捜索。複数の女性にわいせつな行為をしている動画や画像が約3000点保存されたUSBを押収しました。その画像を解析して被害者を特定したことで、’25年5月21日、酒に酔ったAさんに睡眠薬などを飲ませて昏睡状態にし、性的暴行を加えたとして、不同意性交等などの容疑で再逮捕にこぎつけたのです」(全国紙社会部記者)その後も逮捕と起訴を繰り返し、10月28日の初公判ではA~Cさんの3人の女性への犯行が審理された。さらにこの日の第2回公判では、検察官が読み上げた起訴状や冒頭陳述などから、さらに2人の女性に対する、田中被告のおぞましい犯行が明らかになったのだった。2025/12/02 16:25:2514.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA「’24年2月下旬、交際相手と飲酒していたDさんは交際相手とともに被告人の運転するタクシーに乗車しました。その後、交際相手のみが降車し、Dさんのみを乗せてタクシーを走らせている間に睡眠薬を飲ませたのです。そして、千葉県内や東京都内で停車したタクシー内において、Dさんが薬物等の影響で眠っていることに乗じて、被告人は性交などに及び、その様子をスマートフォンで動画撮影したり、体を写真撮影したりしました。また犯行の際に、Dさんの身分証などを写真撮影していました」(Dさんへの犯行)2025/12/02 16:25:4415.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA「’24年9月初旬、東京都港区内の駐車場に停車中のタクシー内において、Eさんが薬物等の影響で眠っていることに乗じて性行為などに及び、その様子をスマートフォンで動画撮影したり、体を撮影したりしました。また犯行の際に、Eさんの身分証などを写真撮影しています」(Eさんへの犯行)2025/12/02 16:25:5716.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA公判で弁護人は、DさんとEさんへの犯行について認否を留保している。しかし初公判では、A~Cさんに対する犯行について、このように無罪を主張していたのだ。「公訴事実記載の行為については争いません。しかしながら、被告人は事件当時、心神喪失の状態にあり、刑法第39条1項(「心神喪失者の行為は罰しない」という規定)により、無罪であると主張します」2025/12/02 16:26:1017.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA初公判での田中被告も、小さな声でボソボソと「わかりません」「覚えていません」とつぶやくように口にするだけだった。捜査員が田中被告の自宅から押収したUSBには、’08年以降に撮影された約50人もの性的な画像が保存されていたという。また、田中被告は犯行に及ぶ際、被害者の身分証などを撮影していた。これだけの数の犯行に及びながら、なぜ「覚えていない」を繰り返すのだろうか。何より、たびたび心神喪失の状態になるのに、タクシーの運転手として仕事に支障はなかったのか。2025/12/02 16:26:2418.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA◆田中被告が犯行前に行っていた“工作”田中被告は半年~1年くらいの期間で、タクシー会社を転々としていたという。ある時期にいっしょに働いていたという元同僚は、このように印象を話した。「(田中被告は)そんなに人付き合いはよくなかったので、営業所で顔を合わせるだけですが、事件を起こすような人には見えませんでした。真面目で物静かで、あまり話さない。そしてトラブルを起こすようなことはありませんでした。見た目はかわいらしい顔で、パッと見、ひと回り若く見えるんです。ちょっと神経質な面はあったかなとは思います」2025/12/02 16:26:5519.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA一方で、田中被告が働いていたタクシー会社の関係者は、「(田中被告の逮捕後)何度も警察が来たりと、本当に大変でした」と顔をしかめ、こう振り返る。「休むこともないし、コンスタントに出てきて、仕事ぶりは真面目でした。おかしいなと思うようになったのは、警察が『お客さんのお金を盗んだんじゃないか』と、何回か来るようになってからですね。たぶん、昨年10月に逮捕される前から来ていたと思うので、お金を盗む常習犯だったんじゃないでしょうか。彼(田中被告)は売り上げがよかったんですよ。ただ、もしかすると、メーターを入れて走っている間のお金を、お客さんに払ってもらったんじゃなくて、睡眠薬を飲ませたお客さんから盗んだお金を売り上げにしていたんじゃないかと、後で思いました」2025/12/02 16:27:1220.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA昨年10月30日に田中被告が逮捕された後、奇妙なことに気づいたという。「女性客を乗せたときだけ、ドライブレコーダーに映ってない部分があったんです。お客さんが乗って、寝てるところくらいまでは映ってる、そしてお客さんを起こしてる姿や警察を呼んだりしているところもある。その間がない。本人(田中被告)が自分に都合の悪いところだけ、ドライブレコーダーを切っていたのです。本来なら映らないわけがないし、こちらとしても部分的にドライブレコーダーを切るなんて思ってないから、最初は気づかなかったんです。こういうことは、本人が自分の意思でやらないとできないですよ」2025/12/02 16:27:3221.番組の途中ですが転載は禁止です7kcjA犯行が記録されているはずのところだけ、周到にドライブレコーダーを切っていたことも、やはり「覚えていない」のだろうか。白髪交じりの坊主頭に大きな丸メガネをかけた田中被告は、焦点の合っていないような目つきで法廷を見つめ、時折、緩慢な動きで傍聴席に目を向けていた。今後も、田中被告の供述がないまま公判が続くとみられるなかで、どこまで真相が明らかになるのだろうか。2025/12/02 16:27:5022.番組の途中ですが転載は禁止ですZNpFK東京都江戸川区の元タクシー運転手⚪︎イプオブトンキン2025/12/02 18:01:41
日本各地で不審者が発生 (「おしっこしたいけど片手怪我してるから、チャックおろしてほしい」中学生に道を尋ね、案内してもらい、さらに声をかける男性 ほか)slipニュー速(嫌儲)71708.92025/12/02 15:59:42
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「わかりません」「覚えていません」
乗客の女性に睡眠薬を飲ませ、昏睡状態にさせて性行為に及んでいた元タクシー運転手は、公判でこう述べ、犯行を否認した。
田中敏志(さとし)被告(54)は事件当時23歳だった女性・Aさん宅への住居侵入と、A~Cさん3人の女性への不同意性交等・性的姿態等撮影で起訴されている。10月28日、東京地裁で初公判が開かれた。
田中被告の最初の逮捕は昨年10月30日、やはり飲酒していたBさん(当時18歳)への昏睡強盗の容疑でした。8月にタクシーの車内でBさんに睡眠薬を飲ませて現金4万円などを奪い、駐車場に放置した疑いです。Bさんは気が付くと病院にいたということです」(全国紙社会部記者)
「複数の女性にわいせつな行為をする動画や画像が約3000点保存されたUSBが押収されたのです。そこには複数の被害者と思われる女性の身分証の画像が含まれており、警視庁はその身分証の画像から被害者を特定。まずはAさんへの犯行で、田中被告の再逮捕に踏み切ったのです。Aさんは警視庁から連絡があるまで、被害に気づいていなかったということです。
画像は古いもので’08年に撮影されたものもあり、それ以降、約50人が被害に遭ったとみられます。警視庁はAさんに続き、Bさん、Cさん(事件当時27歳)と各被害者を特定して、再逮捕を繰り返しています。
また、田中被告は昨年12月には他県警にもわいせつ事件に関わったとして逮捕され、不同意わいせつの罪で起訴されていました」(同前)
その後、中野区内のパーキングにタクシーを停車させると、車内で昏睡したBさんと性交しました。さらに、その様子を動画や写真に撮影するなどしています。Bさんの身分証などを撮影した上で、Bさんを渋谷区内の駐車場に放置したのです」(Bさんへの犯行)
被告人は車内で睡眠薬を飲ませ、朝4時ごろに世田谷区内の路上に停車させたタクシーの車内でCさんと性交しました。そしてその様子を動画や写真に撮影するなどしています。また犯行の際にCさんの運転免許証などの写真を撮影しました」(Cさんへの犯行)
さらに、弁護人がこう続けた。
「公訴事実記載の行為については争いません。しかしながら、被告人は事件当時、心神喪失の状態にあり、刑法第39条1項(「心神喪失者の行為は、罰しない」という規定)により、無罪であると主張します」
しかし、果たして「心神喪失」した状態で、被害者に薬を飲ませ、昏睡させて性的暴行を加えた上に、身分証まで撮影するという行動を繰り返すことができるものなのだろうか。今後、さらに被害者が増えて追起訴が続く予定で、事件の全容解明には、まだまだ時間がかかりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed36f6975e4962a340c711726a551a6e0dd65411
54歳の元タクシー運転手は黙ったまま諸徳寺聡子裁判長をじっと見つめていた。
検察官が起訴状を読み上げた後、諸徳寺裁判長が「間違ったところはありましたか」と確認したときのことだ。裁判長がさらに「いま、考えているのか、あるいは答えないということか」と問うと、ゆっくりと右手にいる弁護士のほうを向き、再び正面を見て、ボソッとひと言、「……考えてる」とつぶやいたのだった──。
自身が運転するタクシーに乗車した泥酔状態の女性客に睡眠薬を飲ませて抵抗できない状態にし、性的行為に及んだり、その状況を動画撮影するなどの犯行を繰り返していた元タクシー運転手の田中敏志(さとし)被告(54)。11月25日、不同意性交等に不同意わいせつ、性的姿態等撮影、住居侵入の4つの罪に問われている田中被告の第2回公判が、東京地裁で開かれた。
「この件では田中被告は一度処分保留で釈放されましたが、捜査を継続していた警視庁は12月28日に自宅を捜索。複数の女性にわいせつな行為をしている動画や画像が約3000点保存されたUSBを押収しました。その画像を解析して被害者を特定したことで、’25年5月21日、酒に酔ったAさんに睡眠薬などを飲ませて昏睡状態にし、性的暴行を加えたとして、不同意性交等などの容疑で再逮捕にこぎつけたのです」(全国紙社会部記者)
その後も逮捕と起訴を繰り返し、10月28日の初公判ではA~Cさんの3人の女性への犯行が審理された。さらにこの日の第2回公判では、検察官が読み上げた起訴状や冒頭陳述などから、さらに2人の女性に対する、田中被告のおぞましい犯行が明らかになったのだった。
そして、千葉県内や東京都内で停車したタクシー内において、Dさんが薬物等の影響で眠っていることに乗じて、被告人は性交などに及び、その様子をスマートフォンで動画撮影したり、体を写真撮影したりしました。また犯行の際に、Dさんの身分証などを写真撮影していました」(Dさんへの犯行)
「公訴事実記載の行為については争いません。しかしながら、被告人は事件当時、心神喪失の状態にあり、刑法第39条1項(「心神喪失者の行為は罰しない」という規定)により、無罪であると主張します」
初公判での田中被告も、小さな声でボソボソと「わかりません」「覚えていません」とつぶやくように口にするだけだった。
捜査員が田中被告の自宅から押収したUSBには、’08年以降に撮影された約50人もの性的な画像が保存されていたという。また、田中被告は犯行に及ぶ際、被害者の身分証などを撮影していた。
これだけの数の犯行に及びながら、なぜ「覚えていない」を繰り返すのだろうか。何より、たびたび心神喪失の状態になるのに、タクシーの運転手として仕事に支障はなかったのか。
田中被告は半年~1年くらいの期間で、タクシー会社を転々としていたという。ある時期にいっしょに働いていたという元同僚は、このように印象を話した。
「(田中被告は)そんなに人付き合いはよくなかったので、営業所で顔を合わせるだけですが、事件を起こすような人には見えませんでした。真面目で物静かで、あまり話さない。そしてトラブルを起こすようなことはありませんでした。見た目はかわいらしい顔で、パッと見、ひと回り若く見えるんです。ちょっと神経質な面はあったかなとは思います」
「休むこともないし、コンスタントに出てきて、仕事ぶりは真面目でした。おかしいなと思うようになったのは、警察が『お客さんのお金を盗んだんじゃないか』と、何回か来るようになってからですね。たぶん、昨年10月に逮捕される前から来ていたと思うので、お金を盗む常習犯だったんじゃないでしょうか。
彼(田中被告)は売り上げがよかったんですよ。ただ、もしかすると、メーターを入れて走っている間のお金を、お客さんに払ってもらったんじゃなくて、睡眠薬を飲ませたお客さんから盗んだお金を売り上げにしていたんじゃないかと、後で思いました」
「女性客を乗せたときだけ、ドライブレコーダーに映ってない部分があったんです。お客さんが乗って、寝てるところくらいまでは映ってる、そしてお客さんを起こしてる姿や警察を呼んだりしているところもある。その間がない。本人(田中被告)が自分に都合の悪いところだけ、ドライブレコーダーを切っていたのです。
本来なら映らないわけがないし、こちらとしても部分的にドライブレコーダーを切るなんて思ってないから、最初は気づかなかったんです。こういうことは、本人が自分の意思でやらないとできないですよ」
白髪交じりの坊主頭に大きな丸メガネをかけた田中被告は、焦点の合っていないような目つきで法廷を見つめ、時折、緩慢な動きで傍聴席に目を向けていた。
今後も、田中被告の供述がないまま公判が続くとみられるなかで、どこまで真相が明らかになるのだろうか。
⚪︎イプオブトンキン