【少子化ジャポン】「タコ山」「箱型ブランコ」の次はジャングルジム?姿消す公園遊具 トカゲが無駄にイキってる間も老朽化は確実に進んでいる最終更新 2025/11/23 12:111.番組の途中ですが転載は禁止ですQA8Bdhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bb7cb86c0b541cca1e7bc50d9bcedc2f54dfd8ca2025/11/23 11:56:419コメント欄へ移動すべて|最新の50件2.番組の途中ですが転載は禁止ですQA8Bdタコ山https://i0.wp.com/arukunosuke.com/wp-content/uploads/2020/06/20200607132727_p.jpg箱型ブランコhttps://stat.ameba.jp/user_images/20211105/21/fstyle-surf/2f/0d/j/o0957095715026920405.jpgジャングルジムhttps://www.nitto-sg.co.jp/product/images/704e44c9a8e99c1511c380375740c829f4b31f48.jpgブランコとともに児童公園の象徴的存在だったジャングルジム。それが、公園にある当たり前の遊具ではなくなってきたという。ただ、姿を消している遊具はジャングルジムだけではないらしい。懐かしい遊具たちの今を探ってみた。2025/11/23 11:58:183.番組の途中ですが転載は禁止ですQA8Bd◇安請け合いしたけど……「パパ! ジャングルジム! いきたい!」東京都内に住む30代男性は今春の休日、長男にせがまれた。自宅近くにはぱっと思い浮かぶだけでも10以上の公園があった。すぐに見つかるだろうと思い「いいよ、行こうか」と二つ返事した。ベビーカーに荷物を載せて家を出発したのはよかったが、行けど歩けど、ジャングルジムは見当たらない。親子で「ないねえ」を連発しながら、近所を歩き回ったという。「意識していない時は、なんとなくどの公園にもあると思っていて、気に留めたこともありませんでした」男性はスマホを取り出してジャングルジムがありそうな公園を探し、やっとグーグルマップ画像にブランコなどとともに写り込んでいる公園を見つけた。ところがいざ公園に到着すると、お目当てのジャングルジムには使用禁止のテープがまかれていたという。張り紙に書かれていたのは「撤去工事予定」という文言だった。2025/11/23 11:59:004.番組の途中ですが転載は禁止ですQA8Bdジャングルジムはこれほどまでに見当たらないものだっただろうか。厚生労働省の社会福祉施設等調査によると、そもそも子どもたちが遊ぶことを目的に遊具などを備えた「児童遊園」の数が減少傾向にある。少子高齢化などを背景に最多だった1982年の4456施設から、昨年公表された調査では2023年10月時点で2033施設にまで減った。今冬公表予定の24年調査では、初めて2000施設を下回る可能性もある。そして、「児童遊園」があったとしても、男性が訪れた公園のように、老朽化や安全性を理由に、高さのあるジャングルジムを中心に撤去が進んでいるという。2025/11/23 11:59:395.番組の途中ですが転載は禁止ですQA8Bd「ジャングルジムだけじゃないですよね。昭和期につくられた一点ものの大型遊具も、どんどん撤去が進んで量産型や健康増進を目的にした遊具に置き換わっていっていると感じます」全国の公園遊具を約20年にわたって撮り続けてきた写真家・木藤富士夫さん(49)は寂しげに語った。回転型のジャングルジムや箱型ブランコ、ぶら下がって楽しむ空中シーソーなどで遊んだ記憶のある昭和生まれ世代は多いだろう。木藤さんによると、こうした遊具は高度成長期などに設置が進んだもので、子どもたちの遊びたいという心と「どんな遊びがどこまでできるか」という挑戦心をかき立てる存在だった。一方で、転落や挟まってしまうなどして死に至るような重大な事故が発生したこともあった。このため、遊具の安全基準が徐々に強化され、老朽化だけでなく、危険性が高いと判断された遊具は徐々に姿を消していったという。木藤さんもけがを経験したというが「楽しさも隣り合わせだった」と懐かしむ。公園から懐かしい遊具がどんどんなくなっていっていると感じたのが、公園遊具を撮り始めた原点だという。2025/11/23 12:00:086.番組の途中ですが転載は禁止ですQA8Bd昭和期に設置された遊具の中には、ブランコやジャングルジムといった鋼製の遊具とは異なるものがある。木藤さんが尊敬の念も込めて「遊具彫刻」と呼んでいるものだ。通称「タコ山」とも呼ばれる滑り台などを備えた大型遊具や、ロボット、金魚など個性あふれる造形物があった。「昭和期の遊具は、現場で針金を組み立ててコンクリートを流し込みながら作っているものが多く、職人の手作業なので一つ一つ形が違っていて同じものは一つもありません」そう「遊具彫刻」の魅力を語る木藤さんによると、愛された遊具のなかには地元の要望で復活したものもあるという。2025/11/23 12:00:507.番組の途中ですが転載は禁止ですQA8Bd撤去後に同じモチーフの遊具が新設された一例が、横浜市港北区大曽根台にある大曽根公園の複合遊具だ。1965年に開園し、クジラ型のコンクリート製遊具があったことから、地元では通称「クジラ公園」として親しまれてきた。公園を管理する横浜市港北区港北土木事務所によると、旧クジラ型遊具の撤去工事が始まったのは2013年度。「安全基準を満たさなかったために更新が決まりましたが、いざ撤去工事が始まると『クジラ、なくなっちゃうんですか』と惜しむ声がたくさんありました」同事務所は、当時工事を担当した職員の話を紹介してくれた。住民の声を受け、後継の複合遊具にもクジラのモチーフが採用され、現在もクジラ公園として住民の憩いの場になっているという。木藤さんは、遊具がその役目を終えようとするとき、「撤去」以外の選択肢が一つでも増えることを願っている。「一点ものの魅力的な遊具はそれだけで価値があると感じます。そのまま残せなくても、改修したり移設展示したりする選択肢があってもいいのではないでしょうか」2025/11/23 12:01:168.番組の途中ですが転載は禁止ですL1pwehttps://i.imgur.com/mQcoz4X.jpeg2025/11/23 12:06:159.番組の途中ですが転載は禁止ですTSGsAお金なくて資源が買えないから遊具が買えない(`;ω;´)2025/11/23 12:11:02
https://i0.wp.com/arukunosuke.com/wp-content/uploads/2020/06/20200607132727_p.jpg
箱型ブランコ
https://stat.ameba.jp/user_images/20211105/21/fstyle-surf/2f/0d/j/o0957095715026920405.jpg
ジャングルジム
https://www.nitto-sg.co.jp/product/images/704e44c9a8e99c1511c380375740c829f4b31f48.jpg
ブランコとともに児童公園の象徴的存在だったジャングルジム。
それが、公園にある当たり前の遊具ではなくなってきたという。
ただ、姿を消している遊具はジャングルジムだけではないらしい。
懐かしい遊具たちの今を探ってみた。
「パパ! ジャングルジム! いきたい!」
東京都内に住む30代男性は今春の休日、長男にせがまれた。
自宅近くにはぱっと思い浮かぶだけでも10以上の公園があった。
すぐに見つかるだろうと思い「いいよ、行こうか」と二つ返事した。
ベビーカーに荷物を載せて家を出発したのはよかったが、行けど歩けど、ジャングルジムは見当たらない。
親子で「ないねえ」を連発しながら、近所を歩き回ったという。
「意識していない時は、なんとなくどの公園にもあると思っていて、気に留めたこともありませんでした」
男性はスマホを取り出してジャングルジムがありそうな公園を探し、やっとグーグルマップ画像にブランコなどとともに写り込んでいる公園を見つけた。
ところがいざ公園に到着すると、お目当てのジャングルジムには使用禁止のテープがまかれていたという。
張り紙に書かれていたのは「撤去工事予定」という文言だった。
厚生労働省の社会福祉施設等調査によると、そもそも子どもたちが遊ぶことを目的に遊具などを備えた「児童遊園」の数が減少傾向にある。
少子高齢化などを背景に最多だった1982年の4456施設から、昨年公表された調査では2023年10月時点で2033施設にまで減った。
今冬公表予定の24年調査では、初めて2000施設を下回る可能性もある。
そして、「児童遊園」があったとしても、男性が訪れた公園のように、老朽化や安全性を理由に、高さのあるジャングルジムを中心に撤去が進んでいるという。
全国の公園遊具を約20年にわたって撮り続けてきた写真家・木藤富士夫さん(49)は寂しげに語った。
回転型のジャングルジムや箱型ブランコ、ぶら下がって楽しむ空中シーソーなどで遊んだ記憶のある昭和生まれ世代は多いだろう。
木藤さんによると、こうした遊具は高度成長期などに設置が進んだもので、子どもたちの遊びたいという心と「どんな遊びがどこまでできるか」という挑戦心をかき立てる存在だった。
一方で、転落や挟まってしまうなどして死に至るような重大な事故が発生したこともあった。
このため、遊具の安全基準が徐々に強化され、老朽化だけでなく、危険性が高いと判断された遊具は徐々に姿を消していったという。
木藤さんもけがを経験したというが「楽しさも隣り合わせだった」と懐かしむ。
公園から懐かしい遊具がどんどんなくなっていっていると感じたのが、公園遊具を撮り始めた原点だという。
木藤さんが尊敬の念も込めて「遊具彫刻」と呼んでいるものだ。
通称「タコ山」とも呼ばれる滑り台などを備えた大型遊具や、ロボット、金魚など個性あふれる造形物があった。
「昭和期の遊具は、現場で針金を組み立ててコンクリートを流し込みながら作っているものが多く、職人の手作業なので一つ一つ形が違っていて同じものは一つもありません」
そう「遊具彫刻」の魅力を語る木藤さんによると、愛された遊具のなかには地元の要望で復活したものもあるという。
1965年に開園し、クジラ型のコンクリート製遊具があったことから、地元では通称「クジラ公園」として親しまれてきた。
公園を管理する横浜市港北区港北土木事務所によると、旧クジラ型遊具の撤去工事が始まったのは2013年度。
「安全基準を満たさなかったために更新が決まりましたが、いざ撤去工事が始まると『クジラ、なくなっちゃうんですか』と惜しむ声がたくさんありました」
同事務所は、当時工事を担当した職員の話を紹介してくれた。
住民の声を受け、後継の複合遊具にもクジラのモチーフが採用され、現在もクジラ公園として住民の憩いの場になっているという。
木藤さんは、遊具がその役目を終えようとするとき、「撤去」以外の選択肢が一つでも増えることを願っている。
「一点ものの魅力的な遊具はそれだけで価値があると感じます。そのまま残せなくても、改修したり移設展示したりする選択肢があってもいいのではないでしょうか」
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