権代敦彦│作曲 メシアンの音楽の影響で作曲とオルガンを始め、カトリックの洗礼を受ける。17歳で《Ave Maria Op.1》を作曲。長年、教会のオルガニストも務めた。「有限の生命・有限の音楽時間」における「死・終焉」と「永遠・無限」との関係を創作の中心主題に据え、カトリック信仰に根差しつつも、様々な宗教を横断する独自の死生観・時空観による音楽の創作を試みている。オペラ、オラトリオ、管弦楽から独奏曲に至る様々な器楽曲、合唱曲、また古楽器、復元古代楽器を使ったものや、邦楽、雅楽、仏教声明に至るまで、あらゆる分野に及ぶ作品が200曲程ある。2016年《Vice Versa―逆も真なり―》が第64回尾高賞を受賞。2023年より、愛知室内オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスを務めている。
https://www.nhkso.or.jp/index.php
※前スレ NHK交響楽団 Part.102
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1671190657/
NHK-FM ベストオブクラシック N響 第2035回定期公演
MC:金子奈緒 解説:広瀬大介(音楽学者)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシカ」」(34分08秒)(※)
ブリテン:ピアノ協奏曲 作品13(32分48秒)(※※)
プロコフィエフ:交響組曲「3つのオレンジへの恋」作品33(16分25秒)
ピアノ:松田華音(※)
ピアノ:ベンジャミン・グローヴナー(※※)
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
2025年4月17日 サントリーホールで収録
NHK-FM N響演奏会 N響 第2038回定期公演
MC:金子奈緒 解説:広瀬大介(音楽学者)
シューベルト:「ロザムンデ」序曲
ドホナーニ:童謡(きらきら星)の主題による変奏曲 作品25
R. シュトラウス:歌劇「影のない女」による交響的幻想曲
R. シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲
ピアノ:藤田真央
指揮:ギエドレ・シュレキーテ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
2025年5月30日 NHKホールで収録
Music Tomorrow 2025
東京オペラシティ コンサートホール
作曲家たちの生と死をめぐる問いかけが聴き手の生きる意欲を奥底から温める
今年のMusic Tomorrowでは、例年通り尾高賞受賞作品が披露されるほか、イェルク・ヴィトマンが指揮者として2作の自作自演を行う。2016年以来2度目の作品への受賞となる権代敦彦の《時と永遠を結ぶ絃─ヴァイオリンとオーケストラのための Op. 193》(2023)は、一音の粘り強く峻烈な持続で幕を開け、聴き手はいつしか温かな歌と滔々たる音の流れに包まれる。モチーフの扱いと緊密な時間の構築を得意とする権代の面目躍如である。権代に新作を委嘱した経験をもつヴァイオリン界の若きホープ、辻彩奈の入魂のソロに期待が集まる。
クラリネット奏者、作曲家、指揮者として世界を飛び回るヴィトマンの2つの近作は、いずれも好評を博し各国で再演を重ねてきた。《死の舞踏》(2022)は、過去の音楽を重要な発想の源とするヴィトマンの関心を端的に表す一作。かつてリストやサン・サーンスが音楽化した骸骨たちの真夜中の饗宴が、現代的な装いを施されて鮮烈に蘇る。コロナ禍によるロックダウンに、ユートピア的音楽をもって対抗しようとしたヴィトマンが作曲したのが、「迷宮」サイクルの第6作として位置づけられるトランペット協奏曲《楽園へ(迷宮VI)》(2021)。世界的名手ホーカン・ハーデンベルガーが雄弁に描き出す親密で宥和的な音響世界はもちろん、ヴィトマンが好んで用いる奏者の移動や身ぶりにも注目したい。
生と死への意識に貫かれた権代作品と《死の舞踏》双方の響きに漲る根源的なエネルギー、《楽園へ》の穏和で天国的な表情─宗教的ヴィジョンによって緩やかに繋がる3作は、聴く人の生への意欲を奥底から温めてくれるにちがいない。
平野貴俊(音楽学・音楽評論)
権代敦彦/時と永遠を結ぶ絃 ― ヴァイオリンとオーケストラのための Op. 193 (2023) [第72回「尾高賞」受賞作品]
ヴィトマン/死の舞踏(2022)[日本初演]
ヴィトマン/楽園へ(迷宮 VI)─トランペットとオーケストラのための(2021)[日本初演]
※18:30より尾高賞授賞式・プレトークがございます
メシアンの音楽の影響で作曲とオルガンを始め、カトリックの洗礼を受ける。17歳で《Ave Maria Op.1》を作曲。長年、教会のオルガニストも務めた。「有限の生命・有限の音楽時間」における「死・終焉」と「永遠・無限」との関係を創作の中心主題に据え、カトリック信仰に根差しつつも、様々な宗教を横断する独自の死生観・時空観による音楽の創作を試みている。オペラ、オラトリオ、管弦楽から独奏曲に至る様々な器楽曲、合唱曲、また古楽器、復元古代楽器を使ったものや、邦楽、雅楽、仏教声明に至るまで、あらゆる分野に及ぶ作品が200曲程ある。2016年《Vice Versa―逆も真なり―》が第64回尾高賞を受賞。2023年より、愛知室内オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスを務めている。
ヴァイオリン:辻??彩奈
トランペット:ホーカン・ハーデンベルガー
指揮:イェルク・ヴィトマン
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
NHK-FM ベストオブクラシック N響 第2039回定期公演
MC:金子奈緒 解説:舩木篤也(音楽評論家)
リムスキー・コルサコフ/歌劇「5月の夜」序曲(7分40秒)
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 作品43*(23分50秒)
チャイコフスキー/瞑想曲 ニ長調 作品72第5*(4分20秒)
チャイコフスキー/交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(45分50秒)
ピアノ:ユリアンナ・アヴデーエワ*
指揮:フアンホ・メナ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
2025年6月7日 NHKホール
NHK-FM ベストオブクラシック N響 第2040回定期公演
MC:金子奈緒 解説:舩木篤也(音楽評論家)
イベール/フルート協奏曲(20分30秒)
イベール/無伴奏フルートのための小品(5分00秒)
ブルックナー/交響曲 第6番 イ長調(57分00秒)
フルート:カール・ハインツ・シュッツ
指揮:フアンホ・メナ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
2025年6月12日 サントリーホール
NHK-FM N響演奏会 N響 第2041回定期公演
MC:金子奈緒 解説:舩木篤也(音楽評論家)
コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35(26分50秒)
バッハ/無伴奏バイオリン・パルティータ第2番からサラバンド(5分15秒)
マーラー/交響曲 第1番 ニ長調「巨人」(55分40秒)
ヴァイオリン:ダニエル・ロザコヴィッチ
指揮:タルモ・ペルトコスキ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
2025年6月20日 NHKホール
コルンゴルト/「愛の便り」作品9第4(2分10秒) <DG POCG-1773>
メゾ・ソプラノ:アンネ・ソフィー・フォン・オッター
ピアノ:ベンクト・フォシュベリ
2025年6月29日(日)開演 4:00pm [開場 3:00pm]
NHKホール
N響定期を75分で「いいとこどり」!
毎年9月にシーズンが開幕する「N響定期公演」を前に行われるのがこのコンサート。
名作揃いの定期公演プログラムから、選りすぐりの聴きどころを75分間にギュッと詰め込んでお贈りします。
オーケストラは初めてという方、どの演奏会に行くか迷っている方、長年N響定期会員を続けられてきた方、とにかく手っ取り早くオーケストラの名曲を楽しみたい方、みんなウェルカムです。
みんな連れだってNHKホールに足をお運びください。
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(抜粋)(6月Aプログラム)
ツェムリンスキー/交響詩「人魚姫」― 第2楽章(抜粋)(12月Aプログラム)
グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」―「ガヴォット」(10月Bプログラム)
シベリウス/交響詩「4つの伝説」―「レンミンケイネンの帰郷」(9月Cプログラム)
モーツァルト/クラリネット協奏曲 ― 第2楽章(4月Bプログラム)
外山雄三/管弦楽のためのディヴェルティメント ― 第3楽章(4月Cプログラム)
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)―「王女たちの踊り」(1月Cプログラム)
ホルスト/組曲「惑星」―「木星」(11月Aプログラム)
指揮:平石章人
クラリネット:松本健司(N響首席クラリネット奏者 )
ナビゲーター:大林奈津子
終演後のお楽しみ!N響メンバーによるアフタートーク
出演:御法川雄矢(ヴィオラ)、梶川真歩(フルート)
本間達朗(コントラバス)、坪池泉美(オーボエ)ほか
厚木市文化会館リニューアルオープン・厚木市制 70周年記念事業
NHK交響楽団 厚木公演
厚木市文化会館 大ホール
マルケス/ダンソン 第2番
ピアソラ/バンドネオン協奏曲「アコンカグア」
ヒナステラ/バレエ組曲「エスタンシア」 作品8a
バーンスタイン/「ウエスト・サイド・ストーリー」からシンフォニック・ダンス
バンドネオン:三浦一馬
指揮:川瀬賢太郎
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
(翌日のオーチャード定期も同じ演目)
東京国際指揮者コンクール 入賞デビューコンサート
指揮コン × N響
サントリーホール
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)(*)
ガーシュウィン/パリのアメリカ人(**)
ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68(***)
指揮:??﨑理乃(*)
指揮:ライリー・コート・ウッド(**)
指揮:コルニリオス・ミハイリディス(***)
管弦楽:NHK交響楽団
N響ゴールデン・クラシック 2025 夏編
府中の森芸術劇場 どりーむホール
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」作品35
ピアノ:若林 顕
指揮:熊倉 優
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
N響「夏」2025
NHKホール
これぞドイツ・ロマン派 ブラームスとシューマンの 傑作を味わう
ロベルト・シューマンは作曲家であると同時に音楽評論を手がける文筆家でもありました。詩や小説などの文学作品や自分自身が思い描いた空想のイメージから着想を得た作品もたくさんあり、詩的で夢想的な性格は、シューマンの音楽を彩る大きな特徴となっています。今回取り上げる《ピアノ協奏曲》もそうした作品のひとつ。ロマン派時代にもてはやされた、ピアノの超絶技巧をこれでもかとみせつけるようなピアノ協奏曲とはひと味違い、幻想的で色彩豊かな響きが心をとらえて離しません。
今回は、シューマン作品で高い評価を受けるドイツ出身のピアニスト、マルティン・ヘルムヒェンをソリストに迎えます。確かなテクニックを持つヘルムヒェンだからこそできる知的なアプローチが楽しみです。 後半に演奏されるのはヨハネス・ブラームスの《交響曲第1番》。敬愛していたベートーヴェンの偉大な9曲の交響曲を受け継ぐかたちで、ブラームス43 歳の時に生み出されました。ベートーヴェンの《第 9》と同じ「苦悩から歓喜へ」というテーマを持っていますが、そこにはブラームス自身の奥底から湧き出てきたようなロマンティックな「歌」があふれています。
「これぞドイツ・ロマン派!」といえるこの 2 作品を、今、もっとも脂の乗っている注目の指揮者ダーヴィト・アフカムと、ドイツ音楽に絶対的な強みを見せるN響とのコンビで聴くことができる今回の演奏会。クラシック音楽の魅力をたっぷりと堪能できる、またとない機会となるでしょう。
( 室田 尚子/音楽評論家 )
シューマン/ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ブラームス/交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ピアノ:マルティン・ヘルムヒェン
指揮:ダーヴィト・アフカム
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
NHK交響楽団 姫路特別演奏会
アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター) 大ホール
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64
ピアノ:エヴァ・ゲヴォルギヤン
指揮:ワレリー・ポリャンスキー
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:藤江扶紀
翌日の三原公演も同プログラム
夏だ!祭りだ!!N響ほっとコンサート
オーケストラとゆく ちょっとふしぎな夏の冒険
NHKホール
オーケストラとゆく ちょっとふしぎな夏の冒険
8月3日、NHKホールはちょっとふしぎな冒険の「待ち合わせ場所」。オーケストラのひびきに身をゆだねて、遠くはなれた場所や時代、はたまた空想のせかいを自在に往き来するタイムトラベルに出発しよう。松本宗利音さんの指揮するNHK交響楽団が、主人公が大活躍する様子やハラハラドキドキのエピソードを、まるでその場で起こっているかのように味わわせてくれるよ。《ペール・ギュント》でストーリーを語るのは人気講談師・一龍斎貞鏡さん。ヨーロッパ生まれの「クラシック」とアメリカ生まれの「ジャズ」を組み合わせた《ラプソディー・イン・ブルー》では、阪田知樹さんのピアノ・ソロに注目してね。
バーンスタイン/歌劇「キャンディード」序曲
グリーグ/劇音楽「ペール・ギュント」から(オーケストラ×講談)
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー*
メンデルスゾーン/交響曲 第3番 イ短調 作品56「スコットランド」― 第2楽章
チャイコフスキー/イタリア奇想曲 作品45から
ワーグナー/楽劇「神々のたそがれ」 ─「ジークフリートのラインの旅」から
ピアノ:阪田知樹*
ナビゲーター&講談:一龍斎貞鏡
指揮:松本宗利音
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2025 NHK交響楽団
ミューザ川崎シンフォニーホール
チャイコフスキー/イタリア奇想曲 作品45
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー*
メンデルスゾーン/交響曲 第3番 イ短調 作品56「スコットランド」
ピアノ:阪田知樹*
指揮:松本宗利音
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.youtube.com/watch?v=qEjJgR6Hwbc
https://www.youtube.com/watch?v=EB4D-pkeL10
https://www.youtube.com/watch?v=vEpjII1md_M
NHK交響楽団演奏会 仙台公演
仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
モーツァルト/セレナード ニ長調 K. 239 「セレナータ・ノットゥルナ」
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K. 218
モーツァルト/交響曲 第41番 ハ長調 K. 551 「ジュピター」
ヴァイオリン:佐藤俊介
指揮:トン・コープマン
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
※東北ツアー 土曜盛岡、日曜弘前
https://www.youtube.com/watch?v=9ZHTW4x6rTY
真夏の音楽会vol.8
大谷康子と楽しむ音楽の旅 世界の名画を訪ねて
練馬区立練馬文化センター 大ホール
ヨハン・シュトラウスII世/喜歌劇「こうもり」 序曲
シュトルツ(萩森英明編)/映画「モナ・リザの失踪」から
レスピーギ/「ボッティチェリの3枚の絵」―「ヴィーナスの誕生」
ヴィヴァルディ/4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 作品3-10―第1楽章
ドビュッシー/交響詩「海」―第1楽章
アダン/バレエ音楽「ジゼル」序奏
ブロッホ/バール・シェム
ラター(萩森英明編)/ゲール人の祝福
ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」 ―「バーバ・ヤガーの小屋」「キエフの大きな門」
ヴァイオリン:大谷康子
指揮:飯森範親
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
https://www.youtube.com/watch?v=eg5qCBcuXtA&list=RDeg5qCBcuXtA
Storia IV
サントリーホール
プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品19
ストラヴィンスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ヴァイオリン:服部百音
指揮:広上淳一
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.youtube.com/watch?v=1qiFsprX_C0
NHK交響楽団 角田鋼亮(指揮) 中野りな(ヴァイオリン)
埼玉会館 大ホール
モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
ヴァイオリン:中野りな
指揮:角田鋼亮
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
※翌日郡山も同プログラム
2025年9月13日(土) 開演 6:00pm [ 開場 5:00pm ]
第2042回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
ベートーヴェン/ ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
フランツ・シュミット/交響曲 第4番 ハ長調
ピアノ:イェフィム・ブロンフマン
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil25Sep.pdf
2025年9月18日(木) 開演 7:00pm [ 開場 6:20pm ]
第2043回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
武満 徹/3つの映画音楽
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
メンデルスゾーン/交響曲 第4番 イ長調 作品90 「イタリア」
ヴァイオリン:マリア・ドゥエニャス
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
第2044回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2025年9月Cプログラム 聴きどころ
「マーラーとR. シュトラウス」という組み合わせはよく見られるが、「マーラーとシベリウス」も当然あってしかるべきだ。偉大な交響曲伝統のフィナーレを飾るこの二大巨人は、各々『こどもの不思議な角笛』と『カレワラ』という民族詩(集)から交響曲へ向かった点も共通していた。彼らはヘルシンキで一度だけ会っている。ただし厳格と論理が交響曲の生命だというシベリウスに対し、マーラーは「交響曲は宇宙」だと主張して会話は平行線だったという。(岡田暁生)
マーラー/こどもの不思議な角笛─
「ラインの伝説」「トランペットが美しく鳴り響くところ」「浮世の生活」「天上の生活」「原光」
シベリウス/交響詩「4つの伝説」 作品22
バリトン:トマス・ハンプソン
指揮:ライアン・バンクロフト
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
ベストオブクラシック N響 第2043回定期公演
【語り】金子奈緒,【解説】広瀬大介
「3つの映画音楽」 武満徹:作曲 (管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)ファビオ・ルイージ (11分41秒) ~2025年9月18日 サントリーホール~
「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61」 ベートーベン:作曲 (バイオリン)マリア・ドゥエニャス、(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)ファビオ・ルイージ (46分39秒) ~2025年9月18日 サントリーホール~
「交響曲 第4番 イ長調 作品90「イタリア」」 メンデルスゾーン:作曲 (管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)ファビオ・ルイージ (26分25秒) ~2025年9月18日 サントリーホール~
第2045回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」 作品40
ニルセン/フルート協奏曲
シベリウス/交響曲 第5番 変ホ長調 作品82
フルート:セバスティアン・ジャコー
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
カバーコンダクター:エヴァ・オリカイネン
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil25Oct.pdf
第2046回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
2025年10月Aプログラム 聴きどころ
本日の2曲はいずれも旧約聖書に収められた詩篇第150篇「主を賛美せよ」を主題とする。ウルガタ訳ラテン語聖書とプロテスタント系の母国語聖書では、詩篇の番号付けが一部異なるため、わかりにくいが、ラテン語詩篇第39篇とドイツ語第40篇は同一であり、ストラヴィンスキーの《詩篇交響曲》第2楽章とメンデルスゾーンの《讃歌》第5曲の歌詞「耐えて望みを置く」は共通である。詩篇を貫く賛美の背後に忍耐があることを心に留め、耳を傾けたい。(星野宏美)
ストラヴィンスキー/詩篇交響曲(日本語字幕付き)
メンデルスゾーン/交響曲 第2番 変ロ長調 作品52 「讃歌」*(日本語字幕付き)
ソプラノ:クリスティーナ・ランツハマー*
メゾ・ソプラノ:マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト*
テノール:ティルマン・リヒディ*
合唱:スウェーデン放送合唱団
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
カバーコンダクター:ミシェル・タバシュニク
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
第2047回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2025年10月Cプログラム 聴きどころ
今回はオール・ブラームス・プログラム、ブラームス一色である。もちろん、「一色」というのは言葉のあやでしかない。《ピアノ協奏曲第2番》と《交響曲第3番》。ふたつの大作に耳を傾けてみよう。オーケストレーションは保守的と言われがちなブラームスだが、どちらも決してべったりと塗りつぶされた単色の世界ではないと、すぐに気がつくはずだ。派手さは確かにないかもしれない。だが、明暗や濃淡の繊細な変化に満ちたその音楽には、この作曲家にしか出せない独特の色調がある。無数のグラデーションを持つ「ブラームス色」──じつに味わい深い。(池上健一郎)
ブラームス/ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
カバーコンダクター:下野竜也
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
明電舎 presents N響名曲コンサート2025
サントリーホール
音楽で描くノスタルジア、ドラマティックな心の旅
祖国を愛するからこそ、旅先で異国の魅力を発見し、また改めてふるさとの美しさに気づくことがある。
今回の名曲コンサートで取り上げられるのは、中欧のチェコと北欧のフィンランド、それぞれの“国民楽派”を代表する作曲家が旅先で手がけた壮大なスケールの作品だ。
19世紀、各地で民族主義が高まる中、当時オーストリア帝国の支配下にあったチェコに想いを寄せたドヴォルザークは、心に残る旋律、ボヘミア文化特有のあたたかさを感じるハーモニーを持つ作品を数多く生み出した。《チェロ協奏曲》は、彼が円熟期アメリカに渡り、現地の音楽に剌激を受けたのち、帰国直前に手がけたもの。チェロに惰熱的な美しい旋律をたっぷりと歌わせたチェリスト憧れのレパートリーを、今年20歳の俊英、鳥羽咲音が奏でる。
シベリウスもまた、隣国ロシアの圧政に苦しむ祖国への愛から、その自然や文化を投影する美しい作品を多く書いた。《交響曲第2番》は、そんな彼が家族と共にしばし寒さに凍てつくフィンランドを離れ、温暖な気候と豊かな芸術文化を持つイタリアを旅する中で書かれた。牧歌的な穏やかさと、シベリウスならではの劇的な描写、厳しさ、高揚感をまるごと味わうことができる作品だ。
指揮は、若き日にN響でデビューを果たし、近年再び共演を重ねている大友直人。ドラマティックで品格あふれる指揮で、2人の作曲家が異国の地で抱いた、人間や美しい自然への愛と憧れ、ノスタルジアを届ける。高坂はる香(こうさかはるか/音楽ライター)
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
シベリウス/交響曲 第2番 ニ長調 作品43
チェロ:鳥羽咲音
指揮:大友直人
管弦楽:NHK交響楽団
第134回 オーチャード定期
Bunkamuraオーチャードホール
伊福部 昭/SF交響ファンタジー 第1番
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K. 467
ラヴェル/ボレロ
ファリャ/バレエ組曲「三角帽子」第1番、第2番
ピアノ:小林海都
指揮:広上淳一
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
第2048回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
2025年11月Aプログラム 聴きどころ
本日のプログラムは、指揮者シャルル・デュトワが最も得意とするレパートリーの中から、メシアンの《神の現存の3つの小典礼》と、ホルストの《組曲「惑星」》という大曲の二本立て。ほぼ30年の時を経て生まれたこの2つの20世紀作品には、共通点よりもむしろ補完的な特徴が多く見られる。メシアンの宗教色、そして弦楽器中心の編成、神秘的な音色のオンド・マルトノやピアノのソロ。ホルストは占星術からの影響、木管・金管・打楽器の活躍が目立つ。なお、どちらにも女声合唱があるが、メシアンの場合は主役として扱われ、ホルストでは一部分に脇役として登場するに過ぎない。人間の古くからの大きな関心事である宗教や天体が、20世紀の作曲家と出会い、異なる2つの素晴らしい管弦楽曲に成就した。(野平一郎)
メシアン/神の現存の3つの小典礼*
ホルスト/組曲「惑星」作品32
ピアノ:小菅 優*
オンド・マルトノ:大矢素子*
女声合唱:東京オペラシンガーズ
指揮:シャルル・デュトワ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil25Nov.pdf
第2049回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2025年11月Cプログラム 聴きどころ
モーリス・ラヴェル(1875?1937)の生誕150年にあたる今年にふさわしいオール・ラヴェル・プログラムである。特筆すべきはメインの《ダフニスとクロエ》が本来の合唱付きで演奏されること。この合唱は歌詞をもたず、いわば楽器のひとつとして扱われている。ラヴェルはディアギレフの求めに応じて合唱抜きの管弦楽版を作ったものの、合唱が作品の重要な構成要素だと考え、主要な上演においては合唱を加えるよう求めていた。ラヴェルが思い描いた音の世界を存分に味わいたい。(井上さつき)
― ラヴェル生誕150年 ―
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル/組曲「クープランの墓」
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 (全曲)*
合唱:二期会合唱団*
指揮:シャルル・デュトワ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
第2050回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
2025年11月Bプログラム 聴きどころ
18世紀後半において、あらゆるジャンルに強みを発揮したモーツァルト。そのモーツァルトを崇拝していたリヒャルト・シュトラウスもまた、専門化・分業化が進む19世紀末から20世紀にかけての世相に逆らうように、さまざまなジャンルで傑作を遺(のこ)している。こうしてみると、シューマンもまた、モーツァルトやシュトラウスと同じタイプの音楽家たらんとし、それを目指して活動していた、と言えなくはないだろう。文学作品に精通していたシューマンとシュトラウスの共通点にも思いを馳(は)せることができるプログラムでもある。(広瀬大介)
シューマン/「マンフレッド」 序曲
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K. 503
R. シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」 作品40
ピアノ:エマニュエル・アックス
指揮:ラファエル・パヤーレ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:長原幸太
第2051回 定期公演 Aプログラム
NHKホール
2025年12月Aプログラム 聴きどころ
このプログラムでは、異なるふたつの「語り」が響き合う。
ショスタコーヴィチの《ヴァイオリン協奏曲》では独奏が一人称で内面を告白し、ツェムリンスキーの《交響詩「人魚姫」》では管弦楽が三人称で童話を物語る。とはいえ、語りの視点は違っても、そこに映し出されるのは作者自身の心の影にほかならない。一方ではスターリン政権の重圧下での苦悩、そしてもう一方ではアルマ・シントラーへの叶わぬ愛の痛み……。対照的なふたつの声を続けて聴けば、20世紀音楽の多彩な感情が見えてくるに違いない。(浅井佑太)
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77
ツェムリンスキー/交響詩「人魚姫」
ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
https://www.nhkso.or.jp/concert/phil25Dec.pdf
https://minkoto.org/concert/artist/kako/
https://www.youtube.com/watch?v=b8P8w6ZzenQ
第2052回 定期公演 Bプログラム
サントリーホール
2025年12月Bプログラム 聴きどころ
母国イタリアの作曲家を中心に現代音楽の初演も積極的に手がけるファビオ・ルイージが、NHK交響楽団の委嘱作品である藤倉大の新作を初演する。ロンドンを拠点に国際的に活躍する藤倉の作品と、オルガニストでもあるフランス語圏の作曲家、フランクとサン・サーンスの1880年代の名曲を組み合わせるプログラミングの巧みさに、どのような化学反応が起きるのか、期待が高まる。その共通点をあえて言葉で表すなら、「混ざり合う領域」となるだろうか。(安川智子)
藤倉 大/管弦楽のためのオーシャン・ブレイカー~ピエール・ブーレーズの思い出に~(2025)[NHK交響楽団委嘱作品/世界初演]
フランク/交響的変奏曲*
サン・サーンス/交響曲 第3番 ハ短調 作品78 「オルガンつき」
ピアノ:トム・ボロー*
オルガン:近藤 岳
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
https://x.com/yuriitoflute
放送100年 N響 × アニメ「青のオーケストラ」スペシャル・コンサート
NHKホール
劇中の名曲をN響とともに――
2023年にNHKで放送されて人気を博したアニメ「青のオーケストラ」のSeason2が2025年10月にスタート。高校のオーケストラ部が舞台のこのアニメの大きな見どころは、登場人物たちによる、数々のクラシック曲の“演奏シーン”です。今回のスペシャル・コンサートでは、国内外で活躍する指揮者キンボー・イシイとN響が、主要キャラクターの演奏を担当する気鋭のヴァイオリン奏者2人を迎えて、アニメのシーンを彩る名曲の数々をホールに響かせます。
クリスマス・メドレー(もろびとこぞりて~アヴェ・マリア~ハレルヤ・コーラス/萩森英明編)
ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」― 第4楽章
チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a ―「花のワルツ」
サン・サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」―「バッカナール」
バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 ― 第1楽章、第3楽章◆◇
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 ― 第1楽章から◆
芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽
アニメ「青のオーケストラ」NHK番組ホームページ
https://www.nhk.jp/p/ts/3LMR2P87LQ/
ヴァイオリン:東 亮汰◆ (劇中で主人公・青野 一の演奏を担当)
ヴァイオリン:山田友里恵◇ (劇中で秋音 律子の演奏を担当)
ゲスト:土屋神葉(佐伯 直 役)
ゲスト:神谷浩史(佐久間 優介 役)
指揮:キンボー・イシイ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
司会:林田理沙 アナウンサー
第2053回 定期公演 Cプログラム
NHKホール
2025年12月Cプログラム 聴きどころ
ショパンとニルセン。生きた場所も時代も異なるが、それぞれに祖国の音楽的発展に大きく寄与した作曲家たちである。彼らの代表作を取り上げた本日の演奏会は、両者が作品を通して体現しようとした「祖国への想い」を深く味わうことのできる絶好の機会となるだろう。とりわけショパンのピアノ協奏曲は、この秋にワルシャワで開催されたコンクールの覇者による演奏だ。どのようなショパン像を見せてくれるのか、期待が膨らむ。(重川真紀)
ショパン/ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
ニルセン/交響曲 第4番 作品29 「不滅」
ピアノ:エリック・ルー(第19回ショパン国際ピアノコンクール優勝者)
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:川崎洋介
映像の世紀コンサート
サントリーホール
加古隆/
パリは燃えているか 時の刻印 シネマトグラフ
はるかなる王宮 神のパッサカリア 最後の海戦
未来世紀 大いなるもの東方より
マネーは踊る 狂気の影 黒い霧
ザ・サード・ワールド 睡蓮のアトリエ
愛と憎しみの果てに
音楽・ピアノ:加古 隆
ナレーション:山根基世
指揮:下野竜也
管弦楽:NHK交響楽団
コンサートマスター:郷古廉
公式
https://www.nhkso.or.jp/
※前スレ
NHK交響楽団 Part.112
https://lavender.7ch.net/test/read.cgi/classical/1758498371/
ベートーヴェン「第9」演奏会
NHKホール
名匠スラットキンとN響が紡ぐ、心に沁みる《第9》
《第9》を聴いて、一年を振り返りつつ、翌年に向けて気持ちを新たにする。慌ただしい年の瀬にあって、これは格別の喜びだ。このベートーヴェンの記念碑的大作は、なんど聴いても色褪せることがない。
今回のN響「第9」を指揮するのは、アメリカのレナード・スラットキン。N響とは1984年以来、くりかえし共演を重ねてきた名匠である。40年以上にもわたって楽団から継続的に招かれる客演指揮者は稀有な存在といってよい。指揮者とオーケストラの間に強い信頼関係が築かれている証だろう。
スラットキンはオーケストラを知り尽くした指揮者だ。音楽一家に生まれ、早くから指揮者としての経験を積み、やがて音楽監督を務めたセントルイス交響楽団を全米屈指の水準まで高めた。常にオーケストラから明瞭なサウンドを引き出し、自然な語り口で作品本来の姿を伝えることができる名指揮者である。加えて、温かみのある音楽が持ち味。心に沁みる《第9》を期待したい。
声楽陣も強力だ。中村恵理のソプラノ、藤村実穂子のメゾ・ソプラノ、福井敬のテノール、甲斐栄次郎のバリトンという豪華独唱陣に、新国立劇場合唱団が加わる。第4楽章の〈歓喜の歌〉が高らかに鳴り響くことだろう。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト)
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」
ソプラノ:中村恵理
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:福井 敬
バリトン:甲斐栄次郎
合唱:新国立劇場合唱団
指揮:レナード・スラットキン
管弦楽:NHK交響楽団
NHK-FM 「第九」ラジオ ~ラジオが伝えた 日本の「第九」~
日本人が大好きなベートーヴェン作曲の「第九」。日本に広まった背景にはラジオの存在があった!放送100年の今年、知られざる「日本の『第九』事始め」をトークで楽しく紐解きながら、貴重な「第九」音源を聴き比べ。今さら聞けない「第九」の魅力に迫る番組。ドイツ語で「第九」を歌うコーナーも♪ 司会:阿佐ヶ谷姉妹/インタビュー出演:黒柳徹子
【司会】阿佐ヶ谷姉妹,【ゲスト】黒柳徹子,【解説】ドイツ文学者…矢羽々崇,指揮者・音楽学者…野本由紀夫,【出演】武蔵野音楽大学 准教授…ヨズア・バルチュ,【アナウンサー】赤木野々花
午後4:00 - 5:30(89分)
NHK-FM N響「第9」演奏会 2025
2025.12.18
玉川大学非常勤講師の野本由紀夫先生が解説・音楽監修を務められたNHK-FM特番「第九ラジオ:ラジオが伝えた日本の『第九』」が、好評につき再放送されることになりました。
本番組では、玉川学園が合唱で参加した「第九」日本初録音(1943年)の貴重な音源が放送されるほか、阿佐ヶ谷姉妹がMCを務め、番組の最後に第九の一節を合唱する際には、本学の音楽祭でも使用されている玉川FYEの第九教科書の楽譜と発音フリガナが使われています。
放送日時
2025年12月20日(土)14:20~16:05(105分)
NHK-FM
出演者
阿佐ヶ谷姉妹、黒柳徹子、矢羽々崇、野本由紀夫ほか
番組HP
https://www.nhk.jp/p/rs/QW636Y9PJ1/episode/re/915WNKN427
東京文化会館 大ホール(東京都台東区)
曲目ベートーヴェン全交響曲
指揮 :小林研一郎
管弦楽:岩城宏之メモリアル・オーケストラ(コンサートマスター 篠崎 史紀)
ソリスト:Sop.小川栞奈 Alt.山下牧子 Ten.笛田博昭 Br.青山 貴
合唱 :ベートーヴェン全交響曲連続演奏会特別合唱団 武蔵野合唱団
お話 :三枝成彰
(全席完売)