デマに便乗して人を叩いて開き直る「アクティビスト」から学ぶ、デマやフェイクに騙されやすい人の特徴アーカイブ最終更新 2025/05/07 01:431.番組の途中ですが転載は禁止ですFIP5s先週より、元グラビアアイドルで現在は「アクティビスト」として活動されている石川優実さんのSNSが話題になっています。事の発端は、本連載でも何度か取り上げている「セカンドレイプの町」事件。群馬県草津町の女性町議が「町長にレイプされた」と訴え、それを真に受けた界隈が、草津町長や議会を盛大にバッシング、観光のボイコット運動まで始めてしまったんですが……実はその訴え自体がウソだったという(草津 冤罪」で検索)。驚いたことに、当時バッシングに加担したほとんどの人たちは、未だ謝罪していません。そして先週「あなたもボイコット運動の謝罪をしていない」とSNSで指摘された石川さんが、あろうことか、「(女性町議の)虚偽の申告で(私が)騙されたのだから、どちらかと言えば(私も)被害者では?」と反論してしまったんですね。なぜ火に油を……ちなみに石川さんと言えば「KuToo」運動(日本の職場が女性にヒールやパンプス着用を義務づけているのはおかしい、という社会運動)の発起人としても有名です。草津温泉に対しバッシングやボイコットを展開した側が「私も被害者」というロジックを成立させるには、幾つかの条件が必要になります。まず一方の当事者の言い分「だけ」を鵜のみにしていないか、という点。何しろあの事件は客観的な証拠が存在しない、当事者以外は判断できない事案でしたから、双方の言い分にバランスよく耳を傾ける必要があります。これは最低限の情報リテラシーです。そのうえで、確証もないまま憶測に基づいて情報発信していないか、これも重要です。たとえ女性町議のウソにより「ワタシは騙された!」になったとしても、「証拠はないけどジャッジして、情報発信してくれ」なんて誰も頼んでいませんから……確証がないまま、ご自身のアタマで判断され、草津をボイコットしようという情報発信をした以上、当然ですがその発信には責任が伴います。残念ながら草津バッシングに関わった方々の多くは、片方の言い分だけを鵜のみにし、証拠もないまま草津町サイドを批判していました。それで「私は騙された、被害者だ」というロジックを成立させるのは難しいでしょう。件の女性市議が当時インタビューに答えている動画(探せば見つかります)を観れば「あれ……この方はもしや……」とその様子から気付けると思うんですが、最初からもう「男が悪い、女は被害者」と決めつけてしまうと、そういった判断が出来なくなってしまうのです。2025/05/06 18:20:587すべて|最新の50件2.番組の途中ですが転載は禁止ですFIP5s今回のようなフェイクに騙されやすい人たちに共通しているのは、「だったら良いのになあ」を「だった」に脳内変化しちゃう、という点。本当は違うかもしれないのに「でも、もしそうだったら都合よいなあ……」という気持ちが抑えられない人たちとも言えます。これは認知バイアスと呼ばれる、強弱はあれど、人間だれしもが持っている特性(「信じたいもの」を選び、それを信じてしまう)なので、ある意味仕方ないし、恥ずかしいことでもありません。恥ずかしいのは自らの誤りを認めず、指摘を受け入れられず、意地を張ってしまう振る舞い。反省できなきゃ、いつまでたっても情報リテラシーなんて得られません。騙されるより騙されない方が圧倒的に良いんだから、次から気を付ければ良いだけです。とは言え……意地っ張りだとしても、あの事件に言及するだけまだマシですよね。当時あのバッシングに加担した他の面々は、その殆どが未だダンマリ、詫びることもせずシレっと過ごしています。そっちの方が圧倒的にタチが悪い。社会的にかなりご立派な肩書をお持ちの御仁もいるんですけど、謝ると死んじゃう病なんでしょうか。ちなみに、フェイクニュースにはたいてい「許せない」とか「誰も知らない」といった拡散させたくなる要素が含まれています。つまり拡散させたい、知らせなきゃ、と思わせる情報はフェイクである可能性も高いということ。これを覚えておくだけでもかなり違います。誰だってフェイクに騙され、やらかす可能性がありますからね。明日は我が身。ホント気を付けましょう。Text:小木曽健(国際大学GLOCOM客員研究員)https://forzastyle.com/articles/-/729212025/05/06 18:21:333.番組の途中ですが転載は禁止ですIhBi1口癖はオールドメディア犬猫です2025/05/06 18:24:204.番組の途中ですが転載は禁止ですAriYqそういうので食ってるキチガイはともかくあれに参加してた政治家は絶対に許しちゃいかんよ2025/05/06 18:36:255.番組の途中ですが転載は禁止ですvlcY2当たり屋かな?2025/05/06 19:12:046.番組の途中ですが転載は禁止ですQuDZPいやまじでネトウヨ狩りしないといけないなって2025/05/07 00:19:317.番組の途中ですが転載は禁止ですbFaHT国会審議の場だけでも118回ウソ答弁やってた世襲ボンクラの67歳児についてどうぞ2025/05/07 01:43:20
事の発端は、本連載でも何度か取り上げている「セカンドレイプの町」事件。群馬県草津町の女性町議が「町長にレイプされた」と訴え、それを真に受けた界隈が、草津町長や議会を盛大にバッシング、観光のボイコット運動まで始めてしまったんですが……実はその訴え自体がウソだったという(草津 冤罪」で検索)。
驚いたことに、当時バッシングに加担したほとんどの人たちは、未だ謝罪していません。そして先週「あなたもボイコット運動の謝罪をしていない」とSNSで指摘された石川さんが、あろうことか、
「(女性町議の)虚偽の申告で(私が)騙されたのだから、どちらかと言えば(私も)被害者では?」
と反論してしまったんですね。なぜ火に油を……
ちなみに石川さんと言えば「KuToo」運動(日本の職場が女性にヒールやパンプス着用を義務づけているのはおかしい、という社会運動)の発起人としても有名です。
草津温泉に対しバッシングやボイコットを展開した側が「私も被害者」というロジックを成立させるには、幾つかの条件が必要になります。まず一方の当事者の言い分「だけ」を鵜のみにしていないか、という点。
何しろあの事件は客観的な証拠が存在しない、当事者以外は判断できない事案でしたから、双方の言い分にバランスよく耳を傾ける必要があります。これは最低限の情報リテラシーです。
そのうえで、確証もないまま憶測に基づいて情報発信していないか、これも重要です。たとえ女性町議のウソにより「ワタシは騙された!」になったとしても、
「証拠はないけどジャッジして、情報発信してくれ」
なんて誰も頼んでいませんから……確証がないまま、ご自身のアタマで判断され、草津をボイコットしようという情報発信をした以上、当然ですがその発信には責任が伴います。
残念ながら草津バッシングに関わった方々の多くは、片方の言い分だけを鵜のみにし、証拠もないまま草津町サイドを批判していました。それで「私は騙された、被害者だ」というロジックを成立させるのは難しいでしょう。
件の女性市議が当時インタビューに答えている動画(探せば見つかります)を観れば「あれ……この方はもしや……」とその様子から気付けると思うんですが、最初からもう「男が悪い、女は被害者」と決めつけてしまうと、そういった判断が出来なくなってしまうのです。
「だったら良いのになあ」
を「だった」に脳内変化しちゃう、という点。本当は違うかもしれないのに「でも、もしそうだったら都合よいなあ……」という気持ちが抑えられない人たちとも言えます。
これは認知バイアスと呼ばれる、強弱はあれど、人間だれしもが持っている特性(「信じたいもの」を選び、それを信じてしまう)なので、ある意味仕方ないし、恥ずかしいことでもありません。
恥ずかしいのは自らの誤りを認めず、指摘を受け入れられず、意地を張ってしまう振る舞い。反省できなきゃ、いつまでたっても情報リテラシーなんて得られません。騙されるより騙されない方が圧倒的に良いんだから、次から気を付ければ良いだけです。
とは言え……意地っ張りだとしても、あの事件に言及するだけまだマシですよね。当時あのバッシングに加担した他の面々は、その殆どが未だダンマリ、詫びることもせずシレっと過ごしています。そっちの方が圧倒的にタチが悪い。社会的にかなりご立派な肩書をお持ちの御仁もいるんですけど、謝ると死んじゃう病なんでしょうか。
ちなみに、フェイクニュースにはたいてい「許せない」とか「誰も知らない」といった拡散させたくなる要素が含まれています。つまり拡散させたい、知らせなきゃ、と思わせる情報はフェイクである可能性も高いということ。これを覚えておくだけでもかなり違います。
誰だってフェイクに騙され、やらかす可能性がありますからね。明日は我が身。ホント気を付けましょう。
Text:小木曽健(国際大学GLOCOM客員研究員)
https://forzastyle.com/articles/-/72921
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