岩手県交通、路線バス平日11.9%減便 …どうする?地域の足アーカイブ最終更新 2024/05/24 16:051.番組の途中ですが転載は禁止ですvvnv75月21日 テレビ岩手ニュース岩手県立大学総合政策学部 宇佐美誠史准教授「このままいくと地域の移動の足が全くなくなるっていうのは、十分に考えられる。かなり危機的状況だと思います」 …岩手県交通は、4月1日のダイヤ改正で県内全域の路線バスの運行本数を、平日で以前より294本、11.9%減らしました。盛岡地区でも平日は238本、13.5%の減便となりました。 県交通として過去最大規模という減便。(記録が残る2012年以降)最大の理由は、深刻な「運転士不足」です。背景にあるのは、低い賃金や長い労働時間といった待遇の問題。さらに4月から始まった運転手の時間外労働の規制強化、いわゆる「2024年問題」が拍車をかけています。 …住民の足をどう守っていくのか。地域交通に詳しい岩手県立大学の宇佐美准教授は、路線バスに頼らない積極的な取組みが必要だと指摘します。岩手県立大学総合政策学部 宇佐美誠史准教授「まだ比較的大量に人を運べる地域は、事業者の路線バスでやっていくとか。そこには至らないけど、ある程度(利用したい)人がいそうなところには、自治体がコミュニティーバスを運営するとか。もっと利用者が少ないようなところには、地域の人たちで移動の足を確保していくとか。場所場所にあった交通をみんなで作っていくことが大事」 奥州市では、県交通の「水沢金ケ崎線」が3月で廃止となりました。そこで市では、廃止翌日の4月1日からコミュニティ-バスの活用をスタートさせました。 …運行は市内の民間企業が行い、平日限定ですが、経路・運賃ともこれまで通り。赤字部分は市が補填します。運行期間は2年間を目途とし、その後、市が行っているほかのコミュニティバスの経路変更などで対応する予定です。 …地域の足を守る取り組みは、全国で行われています。神奈川県横浜市では、去年11月からことし3月まで民間の会社に委託して「乗合タクシー」の実証実験を行いました。乗務員に降車したい停留所の番号を伝える仕組みで事前の予約は必要ありません。運賃も安く、路線バス感覚で利用でき、利用者からは好評でした。 また、石川県小松市では、新たな取り組みとして、3月に自動運転バスを導入。運転席の後ろの画面に映る3Dの地図上に、周囲の歩行者や他の車両の情報が表示され、センサーで周辺の状況を確認しながら走行します。15人が乗車可能で、当面は運転手が監視しながらの運行ですが、来年度以降に無人化を目指しているということです。宇佐美准教授「いかに自分たちの地域のことを見つめ直して、地域にふさわしい移動手段を地域で考えていくことが求められている」 …なお、県交通のバスの運転士は県内全体でおよそ400人いて平均年齢は「56.9歳」と高齢化が進んでいます。一方、バスの利用者はこの10年で3分の2に減っています。(昨年度のべおよそ1300万人)詳細は以下https://news.ntv.co.jp/n/tvi/category/society/tv88d226de722146d9a7c04fe2fd2ba49a2024/05/24 16:05:231すべて|最新の50件
さや「石破さんは自民党を根本から潰そうとして、どこかから派遣されてきたんじゃないかというか。使者かな、というぐらい。」 北村弁護士「間違いなく工作員です」ニュー速(嫌儲)311592025/07/26 16:18:31
【悲報】日本人さん「これはちょっと3秒くらい考えればわかることだと思いますよ」という事が分からなくなって来てしまい、陰謀論に6600以上いいね👍️がつく…ニュー速(嫌儲)36157.32025/07/26 15:59:43
岩手県立大学総合政策学部 宇佐美誠史准教授
「このままいくと地域の移動の足が全くなくなるっていうのは、十分に考えられる。かなり危機的状況だと思います」
…岩手県交通は、4月1日のダイヤ改正で県内全域の路線バスの運行本数を、平日で以前より294本、11.9%減らしました。盛岡地区でも平日は238本、13.5%の減便となりました。
県交通として過去最大規模という減便。(記録が残る2012年以降)最大の理由は、深刻な「運転士不足」です。背景にあるのは、低い賃金や長い労働時間といった待遇の問題。さらに4月から始まった運転手の時間外労働の規制強化、いわゆる「2024年問題」が拍車をかけています。
…住民の足をどう守っていくのか。地域交通に詳しい岩手県立大学の宇佐美准教授は、路線バスに頼らない積極的な取組みが必要だと指摘します。
岩手県立大学総合政策学部 宇佐美誠史准教授
「まだ比較的大量に人を運べる地域は、事業者の路線バスでやっていくとか。そこには至らないけど、ある程度(利用したい)人がいそうなところには、自治体がコミュニティーバスを運営するとか。もっと利用者が少ないようなところには、地域の人たちで移動の足を確保していくとか。場所場所にあった交通をみんなで作っていくことが大事」
奥州市では、県交通の「水沢金ケ崎線」が3月で廃止となりました。そこで市では、廃止翌日の4月1日からコミュニティ-バスの活用をスタートさせました。
…運行は市内の民間企業が行い、平日限定ですが、経路・運賃ともこれまで通り。赤字部分は市が補填します。運行期間は2年間を目途とし、その後、市が行っているほかのコミュニティバスの経路変更などで対応する予定です。
…地域の足を守る取り組みは、全国で行われています。神奈川県横浜市では、去年11月からことし3月まで民間の会社に委託して「乗合タクシー」の実証実験を行いました。乗務員に降車したい停留所の番号を伝える仕組みで事前の予約は必要ありません。運賃も安く、路線バス感覚で利用でき、利用者からは好評でした。
また、石川県小松市では、新たな取り組みとして、3月に自動運転バスを導入。運転席の後ろの画面に映る3Dの地図上に、周囲の歩行者や他の車両の情報が表示され、センサーで周辺の状況を確認しながら走行します。15人が乗車可能で、当面は運転手が監視しながらの運行ですが、来年度以降に無人化を目指しているということです。
宇佐美准教授
「いかに自分たちの地域のことを見つめ直して、地域にふさわしい移動手段を地域で考えていくことが求められている」
…なお、県交通のバスの運転士は県内全体でおよそ400人いて平均年齢は「56.9歳」と高齢化が進んでいます。一方、バスの利用者はこの10年で3分の2に減っています。(昨年度のべおよそ1300万人)
詳細は以下
https://news.ntv.co.jp/n/tvi/category/society/tv88d226de722146d9a7c04fe2fd2ba49a