コメ高騰に耐え切れず札幌の「卸売業者」が破産 小売店側からのプレッシャー「安いところを探しますで、取引終了」代理人弁護士が指摘する“立場の弱さ”アーカイブ最終更新 2025/05/31 20:161.朝一から閉店までφ ★???2025年05月27日(火) 16時37分 更新高止まりを続けるコメ価格。高騰に耐え切れず1つの会社がなくなりました。私たち消費者だけでなく、流通業者にも影響が広がっています。異変は、札幌で起きていました。◆4月、札幌市内のコメ卸売会社が破産・髙橋智也記者「こちらのコメの卸売り会社は、高騰する仕入れ価格を販売価格に転嫁できず、破産しました」今年4月、このコメの卸売会社が破産していたことが、HBCの取材でわかりました。2018年設立のこの会社は、飲食店や病院のほか、カタログギフト用の米を卸し、2023年には約1億1500万円を売り上げていました。しかし、価格高騰で仕入れ価格も上昇、経営が傾き始めます。なぜ、窮地に陥ったのか、会社の破産手続きの申し立て代理人である弁護士が取材に応じ、中小業者の「立場の弱さ」を指摘しました。・卸売会社の破産申立代理人 大沼邦匡弁護士「やっぱりかなり小さいところだと『あなたのところはいい(断る)です』と、『もっと安いところを探します』と言われちゃうと、もうそこで取引終了になってしまいますから」https://www.hbc.co.jp/news/164e24a8bc38fdb8cdb1c775590548b6.html◆カタログギフト向けの商品も裏目に2025/05/28 21:08:4144すべて|最新の50件2.名無しさんlKCWy自業自得2025/05/28 21:20:363.名無しさんpt3E7下請法違反になりますように2025/05/28 21:23:584.名無しさん5UXer>>11社だけかよ。 価格を吊り上げ暴利をむさぼる卸業者は、みんな潰れてしまえ!2025/05/28 21:26:465.名無しさんUTP4eカネ儲けも商売も犯罪行為だ!2025/05/28 21:39:576.名無しさんemBPP閉店セール後にジャガイモ専門店にならんのけ?2025/05/28 21:52:017.名無しさん0f6Kq>>1それが資本主義だろ笑2025/05/28 21:52:418.名無しさんxH5NT>>7自民党が食糧流通に強力に介入して資本主義の原理で動いてないからこのザマなんだぞとっとと市場開放してりゃずっと5kg1000円程度で米が買えてた。2025/05/28 22:11:049.名無しさんTenLf>>6平成の米騒動の時に細川たかしが真狩村のジャガイモ食えって言ってたなw2025/05/28 22:12:0910.名無しさんRbIbU悪徳卸売業者「ボッタくりできないなら倒産するアル」2025/05/28 22:14:1511.名無しさんxH5NT>>9ジャガイモもこの数年で5割以上上がってるwドーミンでも手が出んw2025/05/28 22:19:1112.名無しさんtsWyR中抜きできなくなっておこなの?w2025/05/28 22:20:4013.名無しさんxH5NTまあ米よりは安いなwAI による概要ジャガイモの価格が上昇傾向にあるのは事実です。2025年3月現在の平均価格は1kgあたり527円で、コロナ禍前と比べて156%上昇しています。要因としては、収穫量減少や輸送コストの増加、そしてインバウンド需要の回復などが考えられます。2025/05/28 22:21:1914.名無しさん0XlF6>>1良い傾向だな😉2025/05/28 22:23:3215.名無しさんyNxzm普通の事2025/05/28 22:24:2116.名無しさんsetc4今の時代に卸売り業って不要だからな2025/05/28 22:30:3217.名無しさん5KMt1ようはJAが卸してくる価格が高すぎるってことだろ2025/05/28 22:31:5118.名無しさん0Klbf5キロ4500円としたら、茶碗いっぱい61円3食食べても183円。500ミリのペットボトルを片手に「米高すぎ!」ってもし叫んでるとしたら、もっと見直すところがあるとは思う。2025/05/28 22:36:4719.名無しさんk1t3Lそもそも価格を固定するカタログ販売するんなら最初から農家と固定額で契約してなきゃ駄目だろ2025/05/28 22:37:5620.名無しさんbW6cQ要は儲かると思って高値で買い占めたら予想外に反発デカかったと。いいぞ、こういう高値買い占めがターゲットだ。2025/05/28 23:01:3421.名無しさんlhRH1弁護人さぁ一番立場の弱い国民の味方にもなってくれよ金もらわなきゃ仕事はしないでしょうけど2025/05/28 23:07:1922.名無しさんXtnMl収穫するのは年一回なんだから次まで下がるわけないだろ2025/05/28 23:16:3923.名無しさんhDjfE価格転嫁に成功した木徳神糧は第1Qは絶好調2025/05/28 23:28:4224.名無しさんpyTu5>>18お前も酷い知恵遅れやなあ年に5kgの米12回買うとして1600円だった物が5000円になったら4万800円も余計な出費になるわけだがただ自民に4万盗られて気にしないで居られるんかw2025/05/28 23:38:0525.名無しさんPiiMJ>>21金さえもらえばどんな外道の弁護でもするのが弁護士だよ2025/05/29 00:04:0526.名無しさんFUOOq池沼企業は解散しろ2025/05/29 00:09:2427.名無しさんi5upz売り上げ1億て2025/05/29 00:47:2528.名無しさんi5upz>>18おれもそう思う( °д°)y➖~2025/05/29 00:49:1329.名無しさんL9IyZ問屋の立場が 弱い…?2025/05/29 05:19:1030.名無しさんTjMjj>>1これぞ自業自得2025/05/29 06:25:4031.名無しさんTjMjj>>18クソ農家は黙ってろ2025/05/29 06:27:0032.名無しさんKwVlWJAが悪い2025/05/29 09:47:5833.名無しさんxm93gJAも悪いが、これは卸売会社も商売下手過ぎでっしゃろ2025/05/29 09:50:5034.名無しさんtXKiC>>31そのクソが作ったクソを食べてるキミはさしずめクソに群がるハエ、と言ったところかw2025/05/29 10:29:2135.名無しさんKwVlW減反政策でコメの生産量が減っていくとJAの利益原理からコメを買い叩いて安く買い高値で卸して 差益率を上げてコメ取扱量減を補填させていったJAがコメの叩き買いをしていくと 収益悪化の農業者はJA以外に売りさばいて高値買い業者へ流すようになった高値買い業者はJA卸値(小売値)相当で売るが十分な利益は出てる(JAはどんだけボッタクってんねん)JAは高額買い取り業者に横取りされた全体量の半分以下まで集荷量が落ち込んでいるさすがに低額で買い叩くのにも限界が出てきて そこそこの額で買い取り更に高額で卸して収益を確保しようとするJA流通卸小売り値が上がると 横取り業者ルートも同等の価格に値上げするつまりJAが悪い2025/05/29 10:30:1636.名無しさん0gTgjJAから入らんので釣り上げ業者からコメ買ったんだろうね2025/05/29 10:36:1337.名無しさんMGAKV>>35以下の正論あげる。どうぞ。1. 減反政策でコメ生産量が減り、JAが買い叩いて差益を上げたという点減反政策は、1971年から約50年間実施され、米の過剰生産を防ぎ価格を安定させる目的で生産量を抑制してきました。この政策により生産量が減少したのは事実で、2017年の782.4万トンから2018年の778.2万トンへと減少傾向が見られます。しかし、JAが意図的に「買い叩き」を行い、差益を上げようとしたという主張には直接的な証拠が不足しています。JA全農は「無条件委託販売」や「共同計算」といった仕組みを通じて、農家からコメを集荷し、価格や販売先を決定する役割を担っていますが、これは戦後の食糧管理体制を引き継いだもので、価格統制や安定供給を優先する構造に由来します。農水省のデータによれば、JA経由の買い取り価格が市場価格と乖離しているケース(2023年産でJA買い取り価格が60kgあたり1万3000円前後に対し、相対取引価格は1万8000~2万円)は存在しますが、これはJAが利益を追求するためというより、組織的な価格統制や集荷コスト、手数料の負担が影響しているとされています。2. 農家がJA以外の高値買い業者に流れるようになったという点農家がJA以外の業者にコメを売るようになったのは事実です。2024年産米では、JA以外の集荷業者がJAの概算金より高い価格を提示し、農家から直接買い取る動きが顕著で、スポット価格がJAルートの約2倍に達するケースも報告されています。しかし、これはJAの「買い叩き」が原因というより、米不足による高値相場を見込んだ民間業者の積極的な買い集めや、産地での集荷競争の激化が背景にあります。また、JAを通すと手数料や諸経費が差し引かれ、農家の手取りが減る構造的な問題も指摘されており、農家が直販や他ルートを選ぶ動機となっています。これはJAの意図的な搾取というより、流通構造の硬直性や農家の収益性追求の結果と見るべきです。3. 高値買い業者がJA卸値相当で売り、十分な利益を得ているという点JA以外の業者が農家から高値で買い取り、市場価格に近い価格で販売するケースは存在しますが、卸売価格(相対取引価格)が2024年10月時点で60kgあたり2万3820円と昨年比6割高騰している状況では、業者間の価格競争やコスト転嫁が影響している可能性が高いです。JAが「ぼったくり」を行っているというより、全体的な米不足と需要供給のバランスが価格を押し上げている構造が背景にあります。4. JAの集荷量が半分以下に落ち込み、買い取り価格を上げざるを得なくなったという点JAの集荷量が全体の半分以下に落ち込んだという具体的な数値は提供された検索結果には見られません。農水省のデータでは、2022年産米の主食用コメ303万トンのうち、JAが9割以上の284万トンを集荷しており、依然として圧倒的なシェアを維持しています。ただし、2024年の米不足以降、JA以外の業者への流出が増加し、集荷量が減少傾向にあるのは事実です。また、JAが買い取り価格を上げざるを得なくなったという点は、一部地域で概算金より7000円高い価格を提示した事例が報告されていますが、これは集荷競争への対応であり、収益確保のための戦略というより、農家離れを防ぐための措置と見られます。5. JAの卸値上昇が横取り業者ルートの価格上昇を招いているという点現在の価格高騰の主因はJAの値上げではなく、構造的な米不足と流通の目詰まりにあります。2024年産米の生産量は661万トンに対し消費量は698万トンと推定され、37万トンの不足が生じています。さらに、農水省やJAが減反政策を強化し、2023年産米が前年比10万トン減少したことや、猛暑による品質低下が重なり、全体で40万トン以上の不足が発生したことが価格高騰の根本原因です。JAの卸値上昇は結果であり、原因とは言えません。6. JAが悪いという結論についてJA自体が金融や共済事業で利益を上げ、農業関連事業では赤字を抱えるなど、組織としての課題も多いです。しかし、米不足や価格高騰の背景には、減反政策の継続、農水省の政策判断の誤り(「コメは余っている」という認識)、農家数の減少(2023年で約100万戸、平均年齢67歳超)、耕作放棄地の増加(約42万ヘクタール)など、JA単体では解決できない構造的な問題が横たわっています。結論JAがコメ価格高騰や農家の収益悪化に一定の影響を与えているのは事実ですが、問題の根本はJAの「買い叩き」や「ぼったくり」にあるのではなく、減反政策による生産抑制、米不足を招いた政策判断の誤り、流通構造の硬直性、農業界全体の構造的課題にあります。JAを単純に悪者とするのではなく、農水省、JA、農家、民間業者、政府が連携し、生産量の適正化や流通の透明性向上、食糧安全保障の強化を図る必要があるでしょう。2025/05/29 10:36:5638.名無しさんpPGfcまぁ高いの仕入れても捌けないしな2025/05/29 21:28:4839.名無しさんwFUbE空前の高利益出してる米卸売業者とここと何が違うんだろねえ?2025/05/30 03:51:0640.名無しさんPGjW6>>39取扱量カルテル2025/05/30 04:27:1741.名無しさんKLj2n>>39最大5次まであるらしいが、中抜き業者が多ければその分旨味は減るその点、JAなんかはグループ会社だけ通して小売りまでいくルートもあるので旨味は多い2025/05/30 04:39:1642.名無しさんDQlDh>>39下請けの序列2025/05/30 05:42:5543.名無しさんjJKrv倒産するのは真面目な卸しなのか、それとも商売下手なのか。2025/05/31 20:09:2544.名無しさんV8yEw経常利益はいくらだったのかな2025/05/31 20:16:31
2025年05月27日(火) 16時37分 更新
高止まりを続けるコメ価格。高騰に耐え切れず1つの会社がなくなりました。
私たち消費者だけでなく、流通業者にも影響が広がっています。
異変は、札幌で起きていました。
◆4月、札幌市内のコメ卸売会社が破産
・髙橋智也記者
「こちらのコメの卸売り会社は、高騰する仕入れ価格を販売価格に転嫁できず、破産しました」
今年4月、このコメの卸売会社が破産していたことが、HBCの取材でわかりました。
2018年設立のこの会社は、飲食店や病院のほか、カタログギフト用の米を卸し、2023年には約1億1500万円を売り上げていました。
しかし、価格高騰で仕入れ価格も上昇、経営が傾き始めます。
なぜ、窮地に陥ったのか、会社の破産手続きの申し立て代理人である弁護士が取材に応じ、中小業者の「立場の弱さ」を指摘しました。
・卸売会社の破産申立代理人 大沼邦匡弁護士
「やっぱりかなり小さいところだと『あなたのところはいい(断る)です』と、『もっと安いところを探します』と言われちゃうと、もうそこで取引終了になってしまいますから」
https://www.hbc.co.jp/news/164e24a8bc38fdb8cdb1c775590548b6.html
◆カタログギフト向けの商品も裏目に
1社だけかよ。 価格を吊り上げ暴利をむさぼる卸業者は、みんな潰れてしまえ!
それが資本主義だろ笑
自民党が食糧流通に強力に介入して資本主義の原理で動いてないからこのザマなんだぞ
とっとと市場開放してりゃずっと5kg1000円程度で米が買えてた。
平成の米騒動の時に細川たかしが真狩村のジャガイモ食えって言ってたなw
ジャガイモもこの数年で5割以上上がってるw
ドーミンでも手が出んw
AI による概要
ジャガイモの価格が上昇傾向にあるのは事実です。2025年3月現在の平均価格は1kgあたり527円で、コロナ禍前と比べて156%上昇しています。要因としては、収穫量減少や輸送コストの増加、そしてインバウンド需要の回復などが考えられます。
良い傾向だな😉
茶碗いっぱい61円
3食食べても183円。
500ミリのペットボトルを片手に「米高すぎ!」ってもし叫んでるとしたら、もっと見直すところがあるとは思う。
最初から農家と固定額で契約してなきゃ駄目だろ
お前も酷い知恵遅れやなあ
年に5kgの米12回買うとして1600円だった物が5000円になったら4万800円も余計な出費になるわけだが
ただ自民に4万盗られて気にしないで居られるんかw
金さえもらえばどんな外道の弁護でもするのが弁護士だよ
おれもそう思う
( °д°)y➖~
これぞ自業自得
クソ農家は黙ってろ
そのクソが作ったクソを食べてるキミはさしずめクソに群がるハエ、と言ったところかw
JAの利益原理からコメを買い叩いて安く買い高値で卸して 差益率を上げてコメ取扱量減を補填させていった
JAがコメの叩き買いをしていくと 収益悪化の農業者はJA以外に売りさばいて高値買い業者へ流すようになった
高値買い業者はJA卸値(小売値)相当で売るが十分な利益は出てる(JAはどんだけボッタクってんねん)
JAは高額買い取り業者に横取りされた全体量の半分以下まで集荷量が落ち込んでいる
さすがに低額で買い叩くのにも限界が出てきて そこそこの額で買い取り更に高額で卸して収益を確保しようとする
JA流通卸小売り値が上がると 横取り業者ルートも同等の価格に値上げする
つまりJAが悪い
以下の正論あげる。どうぞ。
1. 減反政策でコメ生産量が減り、JAが買い叩いて差益を上げたという点
減反政策は、1971年から約50年間実施され、米の過剰生産を防ぎ価格を安定させる目的で生産量を抑制してきました。この政策により生産量が減少したのは事実で、2017年の782.4万トンから2018年の778.2万トンへと減少傾向が見られます。しかし、JAが意図的に「買い叩き」を行い、差益を上げようとしたという主張には直接的な証拠が不足しています。JA全農は「無条件委託販売」や「共同計算」といった仕組みを通じて、農家からコメを集荷し、価格や販売先を決定する役割を担っていますが、これは戦後の食糧管理体制を引き継いだもので、価格統制や安定供給を優先する構造に由来します。農水省のデータによれば、JA経由の買い取り価格が市場価格と乖離しているケース(2023年産でJA買い取り価格が60kgあたり1万3000円前後に対し、相対取引価格は1万8000~2万円)は存在しますが、これはJAが利益を追求するためというより、組織的な価格統制や集荷コスト、手数料の負担が影響しているとされています。
2. 農家がJA以外の高値買い業者に流れるようになったという点
農家がJA以外の業者にコメを売るようになったのは事実です。2024年産米では、JA以外の集荷業者がJAの概算金より高い価格を提示し、農家から直接買い取る動きが顕著で、スポット価格がJAルートの約2倍に達するケースも報告されています。しかし、これはJAの「買い叩き」が原因というより、米不足による高値相場を見込んだ民間業者の積極的な買い集めや、産地での集荷競争の激化が背景にあります。また、JAを通すと手数料や諸経費が差し引かれ、農家の手取りが減る構造的な問題も指摘されており、農家が直販や他ルートを選ぶ動機となっています。これはJAの意図的な搾取というより、流通構造の硬直性や農家の収益性追求の結果と見るべきです。
3. 高値買い業者がJA卸値相当で売り、十分な利益を得ているという点
JA以外の業者が農家から高値で買い取り、市場価格に近い価格で販売するケースは存在しますが、卸売価格(相対取引価格)が2024年10月時点で60kgあたり2万3820円と昨年比6割高騰している状況では、業者間の価格競争やコスト転嫁が影響している可能性が高いです。JAが「ぼったくり」を行っているというより、全体的な米不足と需要供給のバランスが価格を押し上げている構造が背景にあります。
4. JAの集荷量が半分以下に落ち込み、買い取り価格を上げざるを得なくなったという点
JAの集荷量が全体の半分以下に落ち込んだという具体的な数値は提供された検索結果には見られません。農水省のデータでは、2022年産米の主食用コメ303万トンのうち、JAが9割以上の284万トンを集荷しており、依然として圧倒的なシェアを維持しています。ただし、2024年の米不足以降、JA以外の業者への流出が増加し、集荷量が減少傾向にあるのは事実です。また、JAが買い取り価格を上げざるを得なくなったという点は、一部地域で概算金より7000円高い価格を提示した事例が報告されていますが、これは集荷競争への対応であり、収益確保のための戦略というより、農家離れを防ぐための措置と見られます。
5. JAの卸値上昇が横取り業者ルートの価格上昇を招いているという点
現在の価格高騰の主因はJAの値上げではなく、構造的な米不足と流通の目詰まりにあります。2024年産米の生産量は661万トンに対し消費量は698万トンと推定され、37万トンの不足が生じています。さらに、農水省やJAが減反政策を強化し、2023年産米が前年比10万トン減少したことや、猛暑による品質低下が重なり、全体で40万トン以上の不足が発生したことが価格高騰の根本原因です。JAの卸値上昇は結果であり、原因とは言えません。
6. JAが悪いという結論について
JA自体が金融や共済事業で利益を上げ、農業関連事業では赤字を抱えるなど、組織としての課題も多いです。しかし、米不足や価格高騰の背景には、減反政策の継続、農水省の政策判断の誤り(「コメは余っている」という認識)、農家数の減少(2023年で約100万戸、平均年齢67歳超)、耕作放棄地の増加(約42万ヘクタール)など、JA単体では解決できない構造的な問題が横たわっています。
結論
JAがコメ価格高騰や農家の収益悪化に一定の影響を与えているのは事実ですが、問題の根本はJAの「買い叩き」や「ぼったくり」にあるのではなく、減反政策による生産抑制、米不足を招いた政策判断の誤り、流通構造の硬直性、農業界全体の構造的課題にあります。JAを単純に悪者とするのではなく、農水省、JA、農家、民間業者、政府が連携し、生産量の適正化や流通の透明性向上、食糧安全保障の強化を図る必要があるでしょう。
取扱量
カルテル
最大5次まであるらしいが、中抜き業者が多ければその分旨味は減る
その点、JAなんかはグループ会社だけ通して小売りまでいくルートもあるので旨味は多い
下請けの序列