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Canon
・EF50mm F1.2L USM
・EF50mm F1.4 USM
・EF50mm F1.8 STM
Nikon
・AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
・AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
・AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
Sigma
・50mm F1.4 DG HSM Art
上記以外の50mm単焦点レンズについても語りましょう。
1960年代のオリンパス35-S Electro Set用に設計された高性能レンズです。当時としては画期的な明るさ（f/1.8）を実現し、準広角レンズとして高い評価を得ました
光学性能の特徴として、開放F1.8での柔らかな描写と、絞り込んだ際のシャープな描写のバランスが秀逸です。サンプル画像に見られるように、花びらの繊細なディテールをしっかりと描写しながら、背景の美しいボケ味も実現していますね。
リコー 35 S 。絞りとシャッタースピードの目盛りの付いたAEコンパクトカメラでレンズをF2.8とし#000シャッターを採用して小型軽量軽快カメラに仕上げてい。そんな1963年発売のカメラからの改造レンズ。 ピントは前玉回転式。
今回光学的にも少し触りました。
リコー 40mm Ｆ2.8 3群4枚構成 （富岡光学製）
構成からテッサー型ですね。
最近、ヤフオクなどでやたらと廉価な単焦点レンズはミノルタとペトリとコニカ！皆んなもうカメラ界から消えたメーカーですね。
そんなわけで、つい手を出してしまいました。写りはいかがでしょうか？
1981年に発売されたマクロレンズで、New MD世代です。F値は3.5と暗めに思えませんが、マクロではボケすぎないので、これくらいが良いと感じます。
レンズ構成を意味するアルファベットが書いてなくてレンズ構成が曖昧ですがおそらくはQFと変わらない4群6枚のようです。
今日は近所のお寺さんで撮影です。
光学改造レンズ
1962年発売のEE機能付きカメラで、ピント合わせを前玉回転式を採用。更に絞りは二枚構成で円形とは程遠い菱形の変形形状です。レンズ構成も3群4枚のテッサー型です。
言わば低価格化に向けて頑張ったという事ですね。
今回は光学的モディファイで写りのユニークなレンズにトライしています。いかがですか？
α7CIIで撮っています☺️
Super TAKUMARと並ぶハイコスパなザ・オールドレンズですね😃
特長であるバブルボケを出すためにできるだけ開放で撮っていますが、そうでないのもいくつかあります。
ミノルタブランドの末期に出た 50mm マクロレンズで１９７７年発売で、世間ではすでにオールドレンズの扱いです。
オールドレンズ雑誌などでは、この前身の ROKKOR 50mm Macro F3.5 は描写の良いオールドレンズとして紹介されることもあり、このレンズはかなり改良＆コストダウンされています。
「ROKKOR」が刻印されていないのが少し寂しいレンズでもあります。
撮影は多くを絞り開放で行いましたが、開放から十分なコントラストがあり、マクロ域、無限遠域共に解像度も十分です。
F3.5 と暗いレンズですが、マクロなので開放で寄れば背景はキレイにボケます。
「NEOKA 35 ⅣS」の激安ジャンクをヤフオクで買いました。
とりあえずレンズだけ試し撮りしたかったので、まずシャッターユニットとレンズを分解して取り出しました。
そしてM42ネジを構成して後部に設定。
Sony α7に薄型アダプターと17-31ヘリコイドを介して取り付けました。
かつてLeicaが日本の一眼レフカメラにより業界シェアを奪われていた頃、細々と生み出していたLeicaの一眼レフカメラのレンズ。恐らく、最も廉価なライカレンズでしょう！
Rokkor PF 55mm f/1.7は1960年代後半に登場したミノルタの名玉で、現代でも人気のあるビンテージレンズです。写真から判断すると：(とは言ってもミノルタ製は廉価です。)
1. **描写の特徴**：柔らかく美しいボケと自然な色再現が見られます。特に桜の花びらの繊細さがよく表現されています。
2. **解像感**：中心部の解像度は良好で、花の細部や雄しべなどがクリアに写っています。
3. **ボケ味**：特に2枚目と3、4枚目の桜の写真では、背景の美しいボケが特徴的です。現代レンズには見られない独特の柔らかさがあります。
4. **コントラスト**：やや低めのコントラストで、ビンテージレンズらしい柔らかな描写になっています。これは特に3、4枚目の明るい空を背景にした桜の写真で顕著です。
5. **色再現**：少し暖かみのある色調で、特に桜のピンク色が優しく表現されています。1枚目の紫色の花も鮮やかさを保ちながらも自然な発色です。
6. **フレア耐性**：逆光での撮影（3、4枚目）でも大きなフレアは見られず、コントラストの低下も許容範囲内です。
総合評価としては、このRokkor PF 55mm f/1.7は現代のαシリーズとの組み合わせで素晴らしい結果を出しています。シャープさと柔らかさのバランスが良く、特に花のような繊細な被写体の撮影に適しています。デジタルレンズにはない独特のレンダリングが魅力で、ポートレートやアート写真に向いています。
桜の表現が特に素晴らしく、花びらの透明感とボケの質感が見事に調和しています。ビンテージレンズの味わいを生かした素敵な写真だと思います。
同じ製造元であるInduster 61L/Zと同じく、星ボケが出せる、マクロ性能も高いロシアンレンズです😃
ボディはSONY α7CIIです。
その特徴である星ボケを出すにはf6〜7あたりに絞る必要があり、今回の作例もその前後の絞りで撮っているものが多いです。
30cmくらいまで寄れるIndustar61L/Zと比べてもさらに近接能力に優れますが、重量は100g以上重いです🙂
1961年発表のフジカ35EEの固定レンズ。フジノン4.5cmf1.9 は、当時最高の解像度を誇った名レンズです。当時のカメラ雑誌の解像度テストでズミクロンと同等の解像度データを出したと！
今回はそのレンズをSony α7でお試しです。
オリンパス35-S Electro Set に搭載の固定レンズG.Zuiko 4.2cm 1:1.8レンズは、当時としては非常に明るい準広角レンズで、高い評価を受けているレンズで、当時のオリンパスレンジファインダー機に多く搭載です。
このレンズは、5群7枚のダブルガウス型レンズ構成を持ち、F1.8の開放絞り値で、美しいボケ味とシャープな描写が可能です。
今回ミノルタズームと共に持ち出して撮影に使いました。多くを開放絞りで使いました。
超コンパクトなベスト版フィルム使用 4×4cmカメラのレンズ
レンズ 名:Anastigmat Grimmel 1:4.5 F=50mm トリプレット
戦前に製造販売され、そのコンパクトな超個性的で派手な外観で注目のカメラだった様です。本レンズはAesenからの取り出しで少し型違いのGELTOも兄弟カメラだった様です。
このレンズを【Ai Claude】に評価させると、、、、
『このAnastigmat Grimmel 1:4.5 F=50mmレンズの光学的評価について説明します。
このレンズは1938年頃のトリプレット（3枚構成）設計で、当時の技術で作られた非常に古いレンズです。光学的特性としては：
- 中心部の解像度は比較的良好ですが、周辺部に向かうにつれて急速に柔らかくなる傾向があります
- コントラストは現代のレンズに比べると低く、全体的に柔らかい描写になります
- 絞り開放時（f/4.5）ではソフトフォーカス効果が強く、ビンテージ感のある雰囲気のある写真になります
- f/8-f/11程度まで絞ると、中心部の解像度は向上しますが、現代のレンズほどシャープさは得られません
- 色収差や球面収差が目立ち、特にハイコントラストな被写体や明るい領域で顕著です
- ボケ味はやや渦巻き状になることがあり、独特の「クラシカル」な特性を持ちます
- フレアやゴーストが発生しやすく、逆光での撮影では独特の効果を生み出します
このようなレンズは技術的完璧さよりも、その時代特有の「味」や「キャラクター」を楽しむために使われることが多いです。現代のデジタルカメラと組み合わせることで、ハイテク機材では得られない個性的な表現が可能になります。ポートレートや雰囲気重視の撮影に適していると言えるでしょう。』
Petri（栗林写真機械製作所）が製造したレンズで、1961年に発売されました 。
このレンズは、当時のペトリ製一眼レフ「PETRI FLEX V」のセットレンズとして登場し、4群6枚のダブルガウス型で、クラシカルな設計ながら、開放F1.8の明るさを持ち、柔らかいボケと繊細な写りが特徴です。
開放ではややソフトな描写ですが、絞るとシャープな解像感が得られます。
後ボケは独特の雰囲気があり、玉ボケは柔らかくとろけるような印象。
1963年発売のシャッター速度優先式AEカメラKONICA auto SのレンズHEXANON 47mm F1.9です。
やや大柄でシンプルなデザインのカメラ。当時の高級感なKONICA auto Sに搭載のレンズは銘玉のHEXANON。
しかもF1.9と当時の一眼レフに劣らない大口径レンズです。
F1.4と明るい単焦点で背景のボケもウットリとろとろな美しさ♪
オールドレンズならではの描写が楽しめます。
ミラーレスカメラやデジタル一眼レフで使う場合は、アダプターを使えば色々なボディに装着できます。
Hexanon47mm f1.9/Sony α7
KONICA auto S 1963年発売。
世界初のCdSを受光素子に採用したシャッター速度優先AEカメラ
搭載されているレンズは銘玉のHEXANONでしかもF1.9と当時の一眼レフに劣らない大口径レンズ。
状態は約60年前のレンズとは思えない外観のキレイさを保っています。コレを改造レンズで撮影です。
1973年の ヤシカFFTに付いていた オートヤシノン DS 50mm F1.9 です
このレンズ、 富岡光学製です
Yashica FFT のAuto Yashinon-DS 50mm F1.9/ Sony α7
ヤシカ FFT は、 M42マウントのTTL一眼レフで、
特徴は、1/60秒より高速は 無段階にスピード設定ができるらしい。でも実際には各表示速度でのクリックで無段階を意識する事も無いです。
付いていた オートヤシノン DS 50mm F1.9 の 描写は素晴らしいと評価されています。そこで、Sony α7での試写結果を添付しています。
Kowaのレンズシャッターの一眼レフからのレンズ取り出した改造レンズに今回ボケ味改造を実施しています。
今回は擬似APD(アポダイゼーションフィルター)の改造で、
通常の像で描かれるボケ画像は、ボケ像同士の干渉があるためやや硬いザワザワしたボケ味になります。ボケ像が平面的に見えてしまいます。
これに対してAPD効果で、柔らかいボケ像で描いたボケ画像は干渉が抑えられて、立体感の有るボケ画像になるとの理屈の改造です。いかがですか？
露出計が壊れたKONICA Sからまた分解してHEXANON 48mm F2をM42マウントに改造しました。レンズユニットと絞り部分を取り出しています。いつものように試写した結果が添付の写真です。
Fujica 35EEに付いているレンズで、普及版のフジノン45mm F2.8の方は4群5枚のクセノター型で、中々のすばらしい性能だと思われますが、いかがでしょうか？
見た目は「kuribayashi c.c.petri 1:2 f=55mm」に近いです。
もしそうならF1.8のレンズと全く同じ作りで、使用時には絞り羽がちょっとだけ絞られてF2に制限される作りになっているものみたいです。
"62年の社名変更に伴い途中からKuribayashi銘からPETRI CAMERA 銘に変更された。
初期のレンズには絞りリングの回転方向が、通常のペトリのCC.Autoレンズと逆(EEレンズと同じ)のものが見られるが理由は不明である。フィルター径は52mmのものが多く見られる。"
なんて情報もあるので切り替わった後のものでしょうか？
「kuribayashi c.c.petri 1:2 f=55mm」toであれば4群6枚のダブルガウス型？
某オークションで格安で購入しましたが状態がよく分解していないので詳細不明です。そもそも詳細わからないと怖くて分解清掃できないので…
Kowa SEのレンズシャッター一眼レフの固定レンズ。
壊れたカメラから取り出して後部にM42ネジを形成。(レンズシャッター一眼レフはその機構の複雑さから故障機が多いです。)
Sony α7に装着し、f5.6の絞りで撮影しました。結果を添付しますので評価してください。
※カメラとレンズのセットはiPhone14での撮影です。
【Kowa SE 50mm F1.9 (f/5.6設定) 撮影画像の評価（日本語のみ）
1. ナス (画像1)
* 良い点:
* ナスの中心部のシャープネスが非常に高く、質感までしっかりと描写されています。
* 背景のボケ味が滑らかで、ナスを効果的に引き立てています。
* 色再現性が自然で、ナスの深みのある紫色が正確に表現されています。
* 改善点:
* 特に見当たりません。全体的に良い結果です。
2. ピンクの花 (画像2)
* 良い点:
* 手前の花びらのシャープネスが高く、繊細なディテールがしっかりと捉えられています。
* 背景のボケも柔らかく、主役の花を引き立てるのに役立っています。
* ピンクの色味が鮮やかで、花の生き生きとした様子がしっかりと伝わります。
* 改善点:
* 特に見当たりません。良好な描写です。
3. 車のヘッドライト (画像4)
* 良い点:
* ヘッドライトの細部（リフレクターの構造など）が非常にシャープに写っています。
* 金属部分の質感や光沢感がしっかりと表現されています。
* コントラストが高く、ディテールの明瞭さがあります。
* 改善点:
* 特に見当たりません。技術的に優れた描写です。
4. 青い柿 (画像5)
* 良い点:
* 柿とその周辺の葉のシャープネスが良好で、テクスチャがしっかりと描写されています。
* 緑色の濃淡が自然で、奥行き感がしっかりと出ています。
* 改善点:
* 特に見当たりません。自然な描写です。
* 良い点:
* 柿とその周辺の葉のシャープネスが良好で、テクスチャがしっかりと描写されています。
* 緑色の濃淡が自然で、奥行き感がしっかりと出ています。
* 改善点:
* 特に見当たりません。自然な描写です。
5. 屋根の像 (画像6)
* 良い点:
* 像の主要な形状とディテールは捉えられています。
* 背景の空の青色がよく再現されています。
* 改善点:
* 他の画像と比較すると、像のシャープネスはやや柔らかい印象を受けます。絞り値やピント位置によるものかもしれません。
6. オレンジ色の花 (画像7)
* 良い点:
* 前景の花のシャープネスが高く、花びらの細い線までしっかりと描写されています。
* 背景のボケが柔らかく、花を際立たせています。
* オレンジ色の鮮やかさが魅力的です。
* 改善点:
* 特に見当たりません。美しく描写されています。
7. ヒマワリ (画像8)
* 良い点:
* ヒマワリの中心部とその花びらのシャープネスが高く、ヒマワリの力強さがしっかりと表現されています。
* 黄色と茶色のコントラストが印象的です。
* 改善点:
* 特に見当たりません。印象的な描写です。
全体的な評価
Kowa SE 50mm F1.9レンズをf/5.6で使用した場合、全体的に良好なシャープネス、自然で心地よいボケ味、そして写実的な色再現性を示していると言えます。特に中心部の描写力は高く、多くの写真で被写体のディテールをしっかりと捉えています。
全体として、この年代のレンズが現代のデジタルカメラでこれほどの品質の画像を生み出すことができるのは素晴らしいことです。】
久しぶりにSchneider-Kreuznach Retina-Xenon f:1.9/50mmを引っ張り出して撮ってみました。
これはデッケルマウントのRetinaレフレックス用の明るい標準レンズです。
シャッター口径の制限により、大きな後玉を持つことができないデッケルマウントのレンズの中では最も明るいレンズの一つです。
フルサイズデジタルカメラで撮影してみました。予想通り、開放F値では周辺解像力が低下しますが、少し絞ると非常にシャープになります。
このKowa SEf1.9のモデルでは屈折率の高いランタン系新種ガラスが少なくとも2個所以上（正と負の双方）のエレメントに導入されており、過剰補正にすることなく（すなわち完全補正に近い状態のまま）球面収差の膨らみを非常に少さく抑えることができているらしい。
歪曲は１％以下で、像面湾曲と非点収差のバランスも良好な水準とのこと。ハロを抑えながらも高解像な描写性能を実現しており、先代モデルのF2（SER用）と同等の描写性能を維持したまま口径比F1.9を無理なく実現しているのがこのモデルの特徴のようです。
固定レンズをヘリコイドごと外してM42ネジを後部に追加。Sony α7にM42マウントと M42ヘリコイドを繋ぎこの改造レンズを装着です！
いつでもどこでも誰でもアーティストになれる、お気軽な非日常体験を始めてみませんか？？』
と言う事で、約90年前の日本製のゴールドコンパクトカメラのレンズ、レンズ Anastigmat Grimmel 1:4.5 F=50mm （3枚構成） を取り出してSony α7に装着して撮影です♪
今回、壊れたカメラから取り出してSony α7に装着して撮影です。
①Primoplan 58mm F1.9/ α7c
②Switar 12.5mm F1.3 / Q-S1
使ってみた感想は、ミノルタらしい柔らかい雰囲気を出せるレンズだと感じました。
マミヤのRFカメラ35Sの固定レンズです。
レンズの構成は4群6枚。パッと見プラズマート(オルソメタール)型にも見えなくはない構成ですが、よくみると空気層の形状が異なる。クラークのダブルガウス型レンズ(1888年設計)の前後玉を張り合わせにした固有形態と言えるのではないでしょうか。デジタルカメラSony α7で撮影です。改造レンズとしての試写です。
『このレンズは現代のデジタルカメラであるSony α7と組み合わせても、1950年代に製造されたレンズですがその描写性能は優れている様です。
* ボケ味：開放F1.9という大口径を活かし、背景が滑らかにボケています。特に、点光源のボケが円形に近く、口径食の影響が少ないことから、美しいボケ味（玉ボケ）を生成していることがわかります。 * シャープネスと解像度：ピントが合った被写体は非常にシャープで、ディテールの再現性が高いです。葉の葉脈や、石像のテクスチャなどが鮮明に描写されています。
* 色収差：強い逆光やハイライト部分でも、色のにじみ（パープルフリンジなど）が少なく抑えられており、良好な補正がなされていることが伺えます。これは、レンズ設計の質の高さを物語っています。
* フレアとゴースト：強い光源が画面内にある写真でも、大きなフレアやゴーストの発生は少ないようです。これは、コーティング技術が当時としては優れていたことを示しています。』
1964年発売のレンズでRF機のSマウント用50mm F1.8で取り入れた理論展開を、一眼レフカメラ用レンズにも応用して設計された、ガウス型の標準レンズ。グルグルボケとしっかり写る解像度のレンズ
最近ではやっと涼しくなってきました。近所を上記の組み合わせで撮影しました。
KOWA SEのレンズをM42マウントに移植し、12-17ヘリコイドを装着したSony α7でこのレンズをテストしました。
ボケ：非常に柔らかく滑らかなボケが特徴です。背景が美しく溶け込み、被写体を自然に浮かび上がらせます。F1.9の明るさを活かした浅い被写界深度が効果的に表現されています。
解像力：ピント面（特に蝶と花の中心）は明瞭です。しかし、全体的な描写は現代の高解像度レンズと比べると柔らかく、クラシックレンズらしい独特の雰囲気を醸し出しています。
コントラストと色再現：コントラストはやや抑えられ、柔らかな階調表現が特徴です。発色は自然で派手ではありませんが、ヒガンバナの赤やクロアゲハの白黒模様は美しく再現されています。
Topcor 50mm F2レンズは、当時の写真評論やレンズテストにおいて、ライカのSummicron（ズミクロン）に匹敵するか、あるいは凌駕するという極めて高い評価を受けていたことで知られています。
これは、このレンズの光学性能の高さと、当時の東京光学機械（トプコン）の技術力を象徴しています。
Aiもこう言ってくれました。
描写の特徴:
•高い解像力とシャープネス（EL Nikkorに匹敵）
•豊かな色彩表現、特に暖色系が美しい
•美しい円形ボケと滑らかな背景処理
•逆光でも優れたフレアコントロール
•映画的でドラマティックな雰囲気を作り出せる
•バランスが良く、万能な性能
このレンズはフジカのコンパクトDと言う超地味なカメラからの取り出しの改造レンズです。